【身体感覚の足跡】反射神経の速さを使いこなすスイッチ

熱いものを触ったとき、私達の指先はビュッとものすごい速さで、考える間もなく動きます。はい、異論がある人はいませんね。
 
速く動かそうと考えてもなかなか動かないのに、この身体の中にはもう、すでに速く動くための仕組みがあるんです。でも、その動きを自分の力として認めることなく、自分は速く動けない、と諦めてしまっている人がいます。
 
私もそうでした。なぜなら、なにをやってもうまく行かなかったから。
結果が伴わない中で、自分の事をすごい、と考えるのが難しかったんです。
 
でも、間違いなく、あの、反射神経のスピードは私達の中にはあるんです。
こう、断言できるのは、そのスイッチの一つを見つけたから。
 
手首をブラブラっと振ってみて下さい。
下に行ききれば、上がってきますし、上に行ききれば下がってきます。意識をしなくても、上下もしくは左右を行き来しています。
あまりにも、当たり前すぎて、気にしていませんが、これはコントロールをして動かしているわけではありませんよね。
 
手首の中で反射的に動きが始まっているんです。
意識の中では後ろへ引いても実際の動きは前へいく、という事が起こります。自分の中で生まれる驚きを言葉にするのは時間がかかり、変な感じですが、動いてみると、一瞬です。こういう速さ、働きがあるし、出来ると経験する事。出来ないと思って、一生懸命練習するのとでは楽しさ百倍違います(笑)

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