ポジティブシンキング、明るく、前を向いていこう。こういう事はよく聞かれます。そういう風でありたい、そう考え、生きてきました。いや、面白いことを見つけました!
何かをする時に、「考える」と考えたことに対しての「真逆の考え」も同時に出てきてしまいます。しかし、考えないようにすることの難しさを考えると、どうにかしようと考える気にもなりません(笑)。
幸い、「身体を動かす」事を知っているので、自分が考えたことを形にするために、身体でそれを表現するようにしてきました。その身体を動かす中で、ふと、現れてきた「姿勢」があります。
それは、胸の前で肘を折りたたみ、前腕の力を抜く、という姿勢です。さらに、頭を働かさないために、首を下へとうつむかせました。
この姿勢から生まれる「感情」。もう、これはぜひ、確かめて頂きたいです。なにかをしようとする気持ちがすっと落ちていきます。なんというか、期待感がないんです。期待感がなければ、そこに生まれた結果をそのまま受け入れる事ができるんです。
なにかをしよう、というのは頭の働き。その頭の働きを止める方便として諦める事があってもいいのかな?と思います。
諦めてみると、気分が楽です。この期待感をなくす姿勢なんて今までとった事がありません。きっと、男だからとか、いろんな強がり、力みがそれをさせなかったんだと思います。頭が期待をやめてくると、姿を現してくるのは身体の欲求。自分の身体はどこへ行きたいのか、というのが見えてきます。
スーパーネガティブ姿勢でしばらくいきますが、楽しいですから、心配しないでください(笑)。