【身体感覚の足跡】直線は最短距離ではない その1

2点間をつなぐ道筋での最短距離はどれ?と考えてみると、その2点を結ぶ、直線がその答えだと考えられるかと思います。でも、実は、この考えが間違っているかもしれない、そういう話をします。
 
2点間の直線が最短距離ではない、といっても、紙に点を打てば、その間の直線が最短距離であるのは間違いありません。今、ここでお話しするのは、私達が生きている、この空間、とりわけ武術的に扱う間合いについてです。
 
拳を相手に届かせようとするとき、自分と相手との距離が間合いです。その間合いをいかに速くつめ、拳を届かせるか、単純なのに、難しい問題がそこにあります。相手に近づく時には回り道をしている余裕はありません。一刻も早く、相手の中へと入らなくてはなりません。でも、実は、真っ直ぐ、最短距離を進んでは「遅い」という事があるんです。
 
こういう遊びをしました。
1、2メートル話してイスを横に並べます。片方のイスから、もう片方のイスへと移動してみてください。さぁ、どんな方法があるでしょうか?
 
どんな方法??
イスからイスへと移動するのに、方法なんか・・・と考えるかもしれません。
でも、これが大きなヒントを与えてくれます。
 
普通に移動するとしたらこんな感じでしょうか。
立ち上がり、目標であるイスを見て、1歩1歩足を進めます。この時、欲張って、大きく飛び出そうとする方法もあるかもしれません。
まぁ、どちらにしても、二つのイスの最短距離を進もうと考え、行動する事が「普通」ではないでしょうか。
 
それに対して、こんな方法があります。
立ち上がっても、立ち上がらなくても良いのですが、目標の見て、真っ直ぐではなく、漠然とした方向だけ決めておきます。そして、移動する際には身体を「廻す」のです。その場で回転するつもりで構いません。クルクル回りながら、目標へと近づいていきます。そう、コマのようにです。
 
この時の気持ちよさ、気持ち悪さをよく感じてみてください。
真っ直ぐか、回るようにして動くか、こんな単純な事でもこんなにも大きく違うんだ、と気づく事ができるかもしれません。
 

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