以前、3点でバランスを取ると強い、という話をブログにも書きました。
物事には何が良いとか悪いとかではなく、バランスなんだ、という話です。
バランスを取るためには流動的なものがあると取りやすいのです。
・・・という事を自分自身で体から実感をして、人間ってすごい!と思いながら、実際にはまだまだわかっていなかった、という事が分かりました(笑)。
いつものように、自分の体に見つかったことは、皆さんの中にもあるものです。
これまで以上に、みんな生きてるって事はすごいんだよ、と言い続けます^^
まだまだうまく言葉になっていませんが、いち早く、この喜びを伝えたくて、書いています。
人間には二つ、ぶらぶらなところがあるそうです。
一つは腰、もう一つは首です。
考えてみれば、生まれたての赤ちゃんは首がすわりません。ブラブラで不安定で、弱いです。
ただ、これも逆から考えてみれば、柔軟性がある、という事です。
どんな事が起こったとしても、「柔軟に」対応できます。
これが脚や手ではどうしても、得意な方向、苦手な方向が出てしまうんです。
首を「動かせ」ではないんです。
動かそうとしてしまったら、ダメです。動きません。
首は「動く」という事に気づくんです。
動くことが分かる、というのは自分の弱点を知ることでもあり、同時に、使い道にワクワクするという事です。
ぜひぜひ、自分の首を触りながら、なにがあるんだ・・・と。
絶対に期待以上の喜びがやってきますよ。
首に意識を持って、まわりを見渡してみると、子供たちは実に、気持ちのよさそうな首の使い方をしています。
なるほど、そこに、気持ちよさを作る自然さがあったか・・・という感じです。
中学生になるか、ならないか、という年頃の子は首が硬い時と緩んでいる時が分かりやすいです。なにかを「しよう」、「しなければ」と考えていると、首は硬くなります。自分が好きなことを体の求められるまま、動いていると、首は柔らかく、自然です。
その自然さは子供たちだけのものではありません。
私たちの誰の中にもあるものです。
今、ちょっと意識をして、自分の体をすごいと思えるようになれば、この先ずっと、すごさを感じられるようになります。
また、改めて、今度は技術的に、解説します。