【身体感覚の足跡】首の7番の使い方

両足を踏ん張ってしまうと、身体が歪みます。その歪みと力みは大抵の場面で嫌われます。
だからこそ、リラックスが大声で叫ばれていますが、緊張する場面でリラックスができないからこそ、みんな困っているわけです。
なにもない「平時」の場面でリラックスができても、人生という荒波の中ではまったく役に立ちません。
どんなキツイ状況でもリラックスできる「動き方」を身につけなくてはいけません。
今日はそんな動き方のお話です。
首には7つ骨があります。
その一番下の骨、7番目の骨の使い方です。
まさか、首の骨がない方なんていませんよね。
そういう意味で、誰にでも「できる」動き方です。
ただ、知らないだけ、というわけです。
もったいない話です。
なにかをしようと思った時にはついつい、両足を開いて、力を入れて踏ん張ってしまいます。踏ん張る事はそれなりに有効ですが、どうしても、その踏ん張りから、跳ね返る力で身体が歪み、崩れていきます。
この時、首の付け根の骨、7番の骨を意識してぐるりと首を廻してみると、背骨と首の骨がピタッと揃うところが見つかります。
難しい動きはなにもいりません。
ただ、首を廻す。それだけです。
この時、首の筋肉に力を入れて廻すよりも、首の重さを使って、遠心力で廻してみると、分かりやすいかもしれません。
結果として、両足と首の付け根の3点でバランスが取れ、お腹のあたりが浮いてきます。
ちょうど丹田の辺りでしょうか、そこから力が流れ出てくる感覚が見つかります。
お試しあれ。
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