【稽古日誌】身体はいつも、感動してくれていた・・・

身体が振動している、って事が分かるようになり、気づく事が多くなった。それはいつも、身体は「感動していた」って事。
 
 
 
昨日、テレビでお笑い芸人の鉄拳が書いたパラパラマンガを紹介していたんだよね。鉄拳のパラパラマンガを初めて見たのは「振り子」という作品。それまで、お笑いの人、という見方しかなかったのが、もう、びっくり!一気に鉄拳ワールドに引き込まれていたから。
その作品を作る様子をテレビで見て、また、びっくり!
作品の奥にある気持ちにまで接して、身体がブルブル震えているのに気づいちゃった。
 
同じような時間帯にイチロー選手がマリナーズからヤンキースへと移籍する際に長年イチローを応援していた方への感謝の様子を紹介してました。
これまた、やっぱり、じ~ん、とくる感動があって、なんだ、こうして毎日、いろんなところで、この身体は受け取っていたんだなぁ、と自覚しました。
 
 
 
感じて動くから感動・・・なのかは分からないけど、この身体はビリビリと感動する事もあったんです。
でも、そのビリビリは意識に上がることなく、すぐに当たり前の日常へと逆戻り。
 
逆に、嫌な事に出会ったときの窮屈な緊張。
それはなかなか日常へと戻っても、消えない窮屈さがあるよね。
 
 
 
まずは自分の身体を知ること、認めることが必要なんだと思うの。
たくさんの知識を得て、自分がこうするべき、こうなりたい、と未来を作るのも大切だけど、ついつい、その未来に押しつぶされちゃったりするから。
でも、この僕らの身体は命の生まれた最初から、一度も切れたことのないものすごい時間を持つ身体。
その身体がこまかく一番良い自分であろうとしてくれていると思う。
 
 
 
こんな気持ちになれたのも、甲野先生と手を合わせ、その瞬間の身体をじっくりと観察させてもらえ、自覚させてくれたから。
本当に、お金では買えない経験を与えてくれる人です。
 
ぜひ、もっと、みんなにもご自身が持つ体の精妙な様子を感じて欲しいと願って止みません。
1/6、浜松に甲野先生をお呼びします。
大勢を集めて話を聞く会ではありません。
甲野先生を囲み、しっかりとその感触、雰囲気を感じてもらい、身体が動いていく様子を受け取ってもらうつもりです。
 
今回はお正月明けという事もあり、今のところ、参加の申込も少ないですから、じっくりたっぷり、個人的な事も含めてお聞きしたい人には良いかもしれません。
懇親会もありますので、ぜひ、自分自身を再発見する機会にしてみてください。
詳しくは下記のサイトをごらんください。

1/6 浜松での甲野先生の講習会

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