仮説、下駄ダイエット

とりあえず10キロ落ちた

今年の初めぐらいからあるダイエットを始めました。とりあえず、今までずっと、続いているのと、その成果も出ているのでその報告がてらなんとなく思いついたことを書いておこうと思います。

不思議なのは、今試しているこのダイエットは全然、苦しくない、という事。苦しくないから、なんとなく続いている、そんな感じなんだけど、ふと、なぜ、続いているんだろう?と思ったんです。

そして、たどり着いたのが下駄の効用(笑)

満腹感は譲れない

これまで、いろんなダイエット方法を試してきました。まぁ、体重気にしている人はたいていそうだと思います(笑)。

まぁ、太っていく、というか痩せられない原因はわかっているんです。食べすぎるから。

それでも、ガンガン食べても太らない人もいるから、食べるから太る、ってだけではないかもしれません。でも、食べれば太る人はやっぱり食べ過ぎ。腹八分目を守って運動していればいいんだけど、そこが譲れないのです(笑)。

体重は潜在力なのだ

昨年、そんなことに気が付きました。身体がある、という事は重さを持っている、という事。でも、この重さを生かすことなく、つい、筋肉に任せ、関節に負担をかけている、そんな事に気づきました。

その具体的解決の仕方は「お尻」。お尻をひとかたまりと考えて、振るように動くと、重さそのものをコントロールしやすい、そんな動き方を見つけました。これは非常に有効で、倍近くある力士もグイっと押し崩せるぐらい画期的なものです。

こんなに体重がすごいのなら少し増やしてみよう、と思いしばらく頑張って食べてみたほどです。

なかなか痩せないのはわかる。でもなかなか増えないから不思議だ。

体重を増やしてみようなんて、それまで考えたこと一度もありませんでした。もともとトレーニングは嫌いなので筋肉によるウエイトコントロールもしたことありません。

知識ゼロのなかとりあえず、食べよう、と始めてみましたが、90キロがなかなか超えないから不思議です。この90キロというのは普段、食べすぎたなぁ、と思うとたどり着く数字です。この数字が近づいてくると頭のなかでそろそろ摂生しなきゃ、とスイッチが入ります(笑)。

今回はこれを超えて体重を増やすぞ、と気を入れたわけですが、なかなか超えれないんです。食べるんですが、身体につかない。友達の力士が親方からウエイトを増やせ、ときつく言われているのを知っていましたが、なるほど、これは大変です(笑)。

水を飲んで太る人は太ります。食べても太らない人もいます。やっぱり、身体はとっても不思議でよくわからないものですね。

スタートは90キロ。

重さを使うと楽しい、術理を通してそれを感じたので増やそうとした体重ですが、術理のブームは早いです(笑)。年が明けた頃にはまた違う身体感覚で技を楽しむようになりました。そうなると、おなかのお肉も少し気になるようになります。

そして、そろそろ摂生するか・・・、と(笑)。

ふと、ネットで炭水化物抜きダイエットの記事を読みました。

ダイエットといえばカロリーと考えていたんですが、どうやらこれは違うぞ、と興味を持ちました。新しい話大好きですから(笑)。

ただ、最近のダイエットでは王道に近いらしく、調べてみたらあちこちにその方法が山ほど見つかりました。

もともと厳密にはやらない人ですから、とにかく、炭水化物を減らせばいいんだろう、という程度で始めました。

よくわからないが、米とパン、麺、主食を減らす

とりあえず、主食になりそうなものを減らせばいいんだろう、そんな気持ちでスタートしました。

簡単に行えばおかずだけになりがちです。これが良いのかどうか、わかりません。でも、やりたいからやる、それだけです。

もともとごはん好き、麺も好き、そして、パンも・・・。そんな自分にご飯を抜け、というのだから、大変なんですが、ひとつ確かなことがあります。

満腹では食べられない

どんなに好きなものでも満腹では食べられません(笑)。

なかなか満腹になっていい、というダイエットはありませんが、単純に炭水化物を減らそう、って感じですから、スープやサラダ、そして、おかずをガンガン食べちゃっていたらいつのまにか、炭水化物が減ってました。

もし、もっと計画的に「ちゃんと」コントロールをして行っていたらきっと、続いていなかったと思います。

いまだに、ご飯の量は少ないままですし、なんとなく、満腹になる量が減っている気がします。胃も少し縮んだのかな。

とりあえず半年続いているんですが、苦痛ではないのでやめるきっかけもないですし、よく言われる筋力の低下から元気がなくなる、というのもありません。むしろ・・・(笑)。

稽古はヨロヨロを求める(笑)

私の稽古は鍛えないんです。むしろ、より弱くなるのを求めています。身体が今のままでは支えきれない、そう思うと新しい感覚に気付いていけます。普段、ものすごく、筋肉に頼って生きていたんだなぁ・・・と。

ですから、体重の減少で筋肉量が減って力が出なくなったことが、今年のたくさんの発見につながっているのかもしれません。

そして、本題はここから。下駄の効用ダイエット編です。

下駄は呼吸を深くしてくれる

下駄の効用は昨年、気付かせてもらったことですが、一年経って、さらにすごいことがわかってきました。

下駄を勧める人たちの多くは「鼻緒」を褒めます。でも、私は鼻緒じゃないんです。いわゆる便所下駄でもいいんですから、むしろ大切なのは「台」です。あの頑固な硬さを持つ下駄だからこそ、こちらが変わるしかない、と「諦め」をくれるんだと思っています。

昨年、講座で紹介していた下駄は歯のない下駄ばかりでした。最近、浴衣とセットでよく見ますよね、あれです。

今年、それも、つい先月ぐらい、下駄の「歯」の持つ意味に気が付きました。それによって、それまで平面で考えていたことが一気に立体化して桁違いの成果をくれるようになりました。

それが「厚み」の発見でした。

呼吸は前後の運動だ

厚みを出すことでさらに崩れにくくなり、周りを気にしないでいられるようになりました。なるほど、自然体はまさに、これがなければいけないな、と。

その厚みをより高めるためになにかないかと探していたところ、「呼吸」と関係があることに気付いたのです。

ゆっくり、深く呼吸をすればわかると思いますが、息をすったり吐いたりするたびに背骨が動きます。その背骨を詳しく見ていくと、骨盤の中にある「仙骨」が「前後」に揺れるのに気付くはずです。

そう、呼吸によって、仙骨は「常に」前後に揺れていたんです。

動きがあるから楽しくなる

多くの人は気付いていませんが、楽しい事があるから楽しいと思うだけではなく、じつは、身体が動くから楽しくなる、という事があります。

武術はまさに、それを究極的に求めてきたように思います。目の前に自分を倒しに来る敵がいるわけです。しかも、その敵は手ごわい。だからこそ、自分の体が緊張し、怖くなります。でも、このとき、身体を信頼することができると、そのこわばりを少しずつ、ほぐしてみることができます。

しかし、どんなに工夫をしてもほぐれない時があります。もうだめだ、と頭はあきらめたとしても、身体への信頼をすてなければ、時々、それまで全く経験したことのない動きに出会うことがあります。その瞬間、その新しい動き、感覚に気付くことができたのは目の前にいる自分にとっての敵だとわかります。嫌な相手ではありますが、自分の可能性を拓いてくれた人でもあり、不思議な気持ちになるんです。

そういう稽古の中で見つけることのできた「前後」の動き。どうやら、歯のある下駄を履くことで仙骨が浮き、前後の動きに対するブレーキが取れるようなのです。

前後の動きと満腹感

ずいぶんと長くなってしまっていますが、仕方ありません。きっと、こんな事を考えている人は私だけですから(笑)。

なぜ下駄を履くとダイエットがしやすいのか、というと、下駄によって仙骨に浮きがかかり、前後の動きがスムーズになるからです。スムーズになるからと言ってそれがどうダイエットにつながるかというと、こういう事です。もちろん、仮説です(笑)。

仙骨が浮いて前後に動きが軽くなると、おなかがすいてペチャンコにならなければ、仙骨の揺れのおかげで満腹感に似た感じが得られる気がします。

そうです、満腹感を譲れなかったのは、満腹になることでしか自分にとって前へと進めなかったからなんです。

欲しかったのは満腹ではなく、前後の動きだった

仮説ですから、「私にとっては」としておきますが、たくさん食べたいものがあったわけではなかったんです。それは食べ方にも表れていました。特に好物があるわけでもなかったからです。とにかく、おなか一杯に食べたい、それだけです(笑)。どんなに頭で腹八分目が、とわかっても、譲れません。その事でどれだけ自分を自分で責めたことか。

でも、それも終わりました。だって、理由は満腹ではなく、とにかく、自分を前へと進ませたかったのですから。

仙骨が前後に動くことを理解してからはさらに楽になりました。腹ペコでイライラするのもすこし減ってきたかな(笑)。

骨盤ダイエットとも共通点がある

骨盤を締めると痩せる、という話があります。野口整体でもそのようなことが書いてあり、いいなぁ、と思っていました。

しかし、なにをどう締めるのかまったくわかりませんし、そもそも腕ひとつもろくに自由にできないのに骨盤のようなものをコントロールだなんて夢のまた夢です。

でも、その骨盤に一つ感覚が生まれました。厚みに気付く一つ前です。

それは「ハリ」を作る動作です。骨盤の後ろの方をぐっと横へ「開く」のです。すると、ハリが左右へ生まれ、一枚の頑丈な壁が現れます。これが非常に有効で、それまでの動きを一変させてしまいました。

骨盤は締めるものとばかり考えていましたが、開いてみたら具合がいいのです。でも、見方を変えると、これも締めているのかも。骨盤の形に合わせて恥骨方向へと力があるまっていきます。そう、前の方へは閉まってきています。腸骨のでっぱりで見れば左右へ開く形となりますが、骨盤全体でみると、玉のようになります。きっと、この玉の感覚が前後の動きへときっかけをくれたんだと思います。

つまり、骨盤を締めることで玉が作られ、前後の厚みが出しやすくなります。身体が捻じられにくくなり、自然と呼吸に合わせた前後の動きが現れ始めるんです。前後の動きが現れたならご飯の量だけで満腹感を出さずにすみそうです。結果として、カロリーは抑えられますし、前後の動きが勢いを作り、動きが軽やかになり、動きたくなる時間が増えるのかもしれません。そういう循環がおこれば、自然と体重は落ちていくのも納得です。

仮説を楽しむ

ふと思いついたことをちょっといい加減に書いておこうか、と思ったことなので、だらだらと長くなってしまいました。

稽古をするようになり、こういう仮説が頭の中によく生まれるようになりました。不思議なことってたくさんあります。誰から説明をされても納得できないこと、それが、あっ、そういう事だったのか、と腑に落ちる感じ。結果として、それまで知識として知っていたことそのものだったりします。でも、わかっていなかったんですね。

稽古が日常になると体の声を聞くことができるようになります。自分の中にあるわからないことがわかっていく感じ、これも楽しいことです。私にとって体重はコンプレックスにカテゴリーされるものでした。でも、そのおかげで楽しい気付きも得ることができました。

コンプレックスがあるから、追求するのを諦めなくていい。たぶん、そうです。多かれ少なかれみんなコンプレックスってあると思います。それを解決するためのツールが「身体感覚」、「稽古」だと思ってくれたらいいです。

またきっと、仮説がすすんで、今考えていることが間違っていた、とわかる時も来ると思います。でも、それは間違って残念、というのではなく、新しいことがわかって楽しい、という事です。また、気付いたら、報告します。

最後に一言・・・、

下駄は本当に世界を救うかもしれません

 

 

だれか、本を書かせてください(笑)

山口潤の動きを体験する方法

このウェブサイトで紹介している動きは全て、誰にでもできるものです。

理由は" 体そのもの "の使い方だからです。

これまでたくさんの" 方法 "を学んできたと思います。身につけられた方法と身につけられなかった方法、いったい何が違うのでしょうか?

私はそこに現代人が忘れてしまった" 体の使い方 "だと感じています。

便利でなかった頃は体を頼りに生きていくしか方法がありませんでした。でも、今は体を使うよりも、機械やサービスを活用したほうが効率的です。効率を重視してきた結果、多くの人が体の使い方を忘れてしまったようです。

実際、私の講座にはプロとしてお仕事をされている方もよく見えます。他人の体は治せても、自分の体の動かし方は苦手なようです。私がお渡しするのはある意味" 超アマチュア "な技術です。だからこそ" 誰にでもできる "のです。

各地に講座もありますし、出張稽古も受け付けております。

 

山口潤プロフィール

3歳から父の影響で少林寺拳法を始める

18歳で中部大学少林寺拳法部に転籍。学生連盟の仕事を通して少林寺拳法の楽しさを知りました。

22歳、大学卒業の年、甲野善紀先生に出会い衝撃を受けます。

その後、父の道場に戻り指導を始めながら身体感覚の研究稽古を始める。(以来、ずっと、新しい発見が続いています。)

10年ほど前、父から少林寺拳法の道場を引き継ぎました。

少林寺拳法の全国大会に愛知県代表として出場したとき、肩を壊しました。それがきっかけになり、それまでの仕事を辞め、身体の楽しさを伝えることを仕事にしようと決意をし、カラダラボの活動を始めました。

コネもビジョンもなかったのですが、思いが伝わってくれたのか、定期稽古は名古屋、浜松、掛川、大垣に、文化センターの講座は名古屋を中心に10か所ほどに増えました。ありがたいことです。

活動の場面はいろいろと増えておりますが、毎日、ずっと、体に目を向け、声を聞き続けています。


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