8月の介護技法の研究稽古会

日曜日は介護技法の研究稽古会。今回初めて公の施設を借りて行なう事になりました。
まぁ「カラダラボ」で借りていくわけですが、なにするの?ときかれ「古武術介護です・・・」と言った自分がなんだかなぁと思ったりして・・・(分かる人にはわかります?「古」の問題^^:)
とにかく名前がないのはやりづらいと改めて認識しました。

まぁ外の人がどう判断しようが、稽古が始まれば自分の内側に目を向ける事になります。
稽古している技法は「介護」でもカラダを使う事、意識する事、感じる事は変わりないわけです。コツとしての「やり方」だけを伝えるのは僕の仕事ではないだろう。

自分のカラダを通して、自分の可能性を見つけ、そこに楽しさを見つけていってもらえたらうれしい。実際に稽古に参加された方の驚きの笑顔を見るとすごくチカラを頂けます。

介護の稽古会は具体的な質問があがって来ることが多い。真剣さはどの稽古会でも変わらないけれども、具体的になって来れば来るほど、こちらの応用力が試されてくるので、すごく勉強になります。なんとかヒントの一つでもお返ししたいところです。

今回の稽古でも寝ている人を無理なく動かすには、という質問を頂いた。チカラ的には抱き起こしや添え立ちよりもいらないと思う。実際に移動量が少ないので。ただその分微妙なチカラ具合は必要なのかなと感じました。

普段のやり方を聞きながら、自分の身内がそういう立場ならどうする?と自分に問いかけながら、頭と身体をフル回転させて、思いついたのは「1mm浮かすという事」。

これは物理的な接触がある以上そこには摩擦が生じます。その摩擦のせいで、相手の体重が重くなったり、軽くなったり・・・同じ重さでも変わってくるわけです。抱き起こしにしても添え立ちにしても、実際に起こしたり立たせたりしなくてはいけないので、どうしても持ち上げる感覚が消えにくいです。腕を意識しないようにと思っても動いてしまうのが人間ですから。

でも寝ている人をそのままの形でちょっと違う場所へ・・・と考えると寝ている人の形を変える必要はありません。というわけで寝ている人の背中と腰にそっと手のひらを差し入れてみます。そしてここからが「1mm」、手のひらから体にかけてのアソビをとるようにして、「1mm」浮かせます。5cm上げるのは大変ですが、1mmなら何とかなるんですね、ただし手ではダメです。少なくとも指を意識するぐらいではないと。

腕のアソビをとることで浮いてきたら、その他の場所をつかって移動してあげるとすこし楽な気がします。割り切って説明すると、手で浮かす力が一つ、体重で移動させる力が一つです。その二つを混ぜることなく、別々に存在するようにすれば良いのではと思いました。

実際に現場にフィットするようにするには感覚を自分のものにする必要があるとは思いますが、武術の技として今日応用してみたところ、意外といい感じです。自分が思っていた以上に腕には仕事をさせていたようで、その負担を軽くしてあげるだけでも効果がありましたから、抱き起こしが分かるぐらいの感覚があれば軽くいけそうな気がします。

稽古当日は岐阜でも37度を記録したとか・・・暑い中ご苦労様でした。

感想文の中で施設へ指導に来てくれたらうれしい、と言って頂きました。うれしいですねぇ♪
私で出来る事があればお手伝いしますので気軽に声をかけてください。

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コメント

  1. お気楽旦那 より:

    大盛況ですね(^O^)。
    介護は特に一般の方も興味がある部分なのでしょうね。写真から皆さんの熱意が伝わってきます(^_^)b。

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