ほぼ一月ぶりのアクテノン。
アクテノンの稽古はココロの稽古です。とは言っても、全然「真面目」ではありません。自分の中のココロにどう向き合えばいいのか、それを求めて「私は」稽古しているつもりです。皆はわかりませんが^^
とにかく数人での「研究稽古」がいいのです。申し込みページには「アクテノンでの稽古はお勧めしません。」とか書いてありますが、自分という存在をカラダを通して実感したい人には「お勧め」します。
私にとっての稽古というのは分かっていることを反復するのではなく、常に新しい視点で自分に向き合えるように捜し求めることです。脳の働き1つに対して、どうカラダをたくさん動かしていくのか、そのきっかけを「歩法」に見つけました。結果で見ればできるようになった技、より柔らかく、優しくなった技とその効果は絶大ですが、それ以上に今までの考え方から大きく飛び出すことができたように思っています。
これまでは脳の動きが1つ、そしてカラダが1つです。その1つを消そうとする工夫が気配を消すこと。そしてその1つの威力を高めていこうと工夫したものが骨を意識するような工夫でした。でも、1つは1つです。今稽古している動きは脳の動きは1つでも、どうすれば3つ、4つ・・・100・・・1000と大きく伸ばしていけるかを考えるようになったのです。考えずに動く、無心で動くということですね。
「無心」という言葉には力があるし、普通にはたどり着けないように思いがちです。でも違う、そう思います。今実感できる無心状態が0.01秒なのかもしれませんが、ゼロではないことが大切なのです。だんだんと難しくよく分からない方へと向かってしまいました(笑)。しかし、これまでどおり、変化を恐れず、どんどんと掘り下げて行きたいと思っています^^