幸せのなり方

おはようございます。山口潤です。
穴のお話の続きです。毎日のように変化が生まれていますので、今日お話をして行く事もそのうち、違った表現に変わっていくかもしれません。ただ、変化の様子も全て残して行く事も大切な事だと思っています。いつものように話し半分で聞いてください(笑)
 
 
 
穴を意識するとは、そこに実体を作らない、という事です。

稽古は技を通して行いますが、それは護身術として行っているのではありません。では、何のために稽古をしているのでしょうか?

今、友達からP.F.ドラッカーの本を借りて読んでいます。名前だけは知っていましたが、あまりにも畑違いだと思いこれまで読んだ事はありませんでした。まだ、ざっと目を通しただけですが、これが、スゴイです。今後の稽古に大きなヒントを頂いた気がしています。

その本の中でドラッカーが、こう聞くわけです。
 
 
 
「御社の事業はなんですか?」と。

そして、聞かれた会社の社長は「ビンの製造です。」と答えます。

すかさず、ドラッカーはこう言ったそうです。

「容器の製造ではないですか?」

その言葉で社長はハッと、気づき、その後の事業の展開が見えたそうです。

つまり、自分が何者なのか、その意識がその後の思考を決める、という事です。
 
 
 
では、自分が何者なんだろう?何をしているんだろう?と考えました。

答えがでてきません。

実はずっと、それが分からなくて今日までやってきていました。

確かに文化センターでの講座は増えました。ただ、その講座は単純に介護の技やスポーツの動きを改善するためにあるのではありません。武術をもとに自分に向き合うための時間と思っています。

でも、それってすごくわかりづらいですよね。自分に向き合うって何?と言われかねません。
 
 
 
実は最近ずっと考えている事がありました。どうしたら「幸せ」になれるかという事です。

文化センターでの講座の中でも何度かそのお話をした事があります。ただ、その時は、僕はそれを求めています、そして、なんとなく身体を通した稽古がそれを教えてくれるのではないかと感じています、一緒に探しましょうね、としか言えませんでした。
 
 
 
前置きが長くなりましたが、「穴」の稽古がその「幸せ」に気づかせてくれるかもしれないなぁ、と考えるようになりました。

前回の日記で穴を意識するとは認識を変える事、というお話をしました。動きを通して、認識の大切さを感じてもらいたいんです。

「ある」と思うのか「ない」と思うのか、たったそれだけの違いで全く違った結果が生まれるのです。
 
 
 
笑われるかもしれませんが、武術の稽古は人生の縮図だと思っています。柾目返しにおける、相手の抵抗は生活の中では「ストレス」に相当します。

嫌いな人、不運な事、重大な失敗、不安や悩みを持った時、身体は緊張をしてこわばります。ココロの中にはさまざまな不安や悩みであっても、身体に現れてくるチカラはそれほど変わりありません。

なぜ、身体が緊張するのか?それは「ストレス」が「ある」からです。アタマが回る人であれば遠く未来の事まで先取りして心配をします。そのまだ来ていない未来の心配まで身体に作ってしまうのです。

この話しは今現在、不安や悩みを持っている人には聞きづらい所が有るかもしれません。勝手な事言いやがって!と言いたくなるかもしれません。無理に信用しろとは言いません。可能性の一つとして覚えておいてくれれば結構です。
 
 
 
在るものを無いものと見るのが稽古です。実際、稽古の中では手という存在するものを穴として考える事で動きが劇的に変わりました。認識一つで変わるんです。

では悩みはどうなのか?在るのか無いのか?

例えば病気。ある人は病気を不幸、不運だと思っています。しかし、ある人はその病気のおかげで人生をよりよく生きなくてはいけないと気づきました。この人にとって病気は悩みではありません。
 
 
 
仕事ではどうでしょうか?

新人社員にとっては悩みの仕事も、すでに経験した先輩社員にとっては当たり前の事です。新人社員は一人で悩まなくても、先輩に相談をすればその解決策のアドバイスがもらえるのです。
 
 
 
自分の視点でしか考えられないからこそ悩みなのです。悩みは当人にとっては大変な事でも第三者が冷静に見るとそこまで悩まなくても、という事がよくあります。

ただ、自分の視点を変えるセンスがなければそれは出来ません。そしてその能力は学校では教えてくれないのです。

アタマだけで考えていると、視点を変える事は難しいかもしれません。私には無理でした。だって、目の前に大きな悩みが在るんですから。

でも、実際に身体を使い、認識の大切さを実感した今、どんな困難がやってきても、まず、これは本当に自分にとって、不幸な事なのか?と考える余裕が出来たと思います。
 
 
 
幸せの形は人それぞれです。ココロに描く幸せは百人いたら百通りですが、身体にとっては一つです。

欲しいものを手に入れても幸せになれない人がいます。お金で考えるとわかりやすいでしょうか?お金があれば幸せになれるか、と言えば違いますよね。

コンクールや試合で優勝すれば幸せかといえば、違います。今不満を持っている現状が変われば幸せになれるのでしょうか?別の不満がでてくるのではありませんか?

特に、人間は年を重ねて変化をしていっています。今、必要なものでもやがていらないものになってしまうかもしれません。

外に何かを求めてもダメなんです。では、なにを頼りにすればいいんでしょうか?
 
 
 
その答えが「カラダ」です。からだがのびのび気持ち良くて憂鬱な気分になる事はありません。逆にカラダが緊張してこわばっているのにのびのび、ゆったりとした気分になる事もありません。

どんなに困った事があっても、まず、カラダを大切に考え、丁寧に使っていけば、そこに安らぎを得られるはず、という事はわかりました。ただ、今の時代、自分のカラダがこわばっているのか、気持ちがいいのか、という事を自分で分からない人が多いんですね。僕もそうでした。つい、結果が気になるんです。つまり、相手が崩れたかどうか、という事が気になるんです。
 
 
 
えっと、また脱線している気がしてきました。幸せの話をしようと思ったんです(笑)

武術に幸せを求めてくる人は多くありません。いるのかなぁ・・・そういう人は。
でもね、カラダを感じて稽古をしていく武術はそれをつかませてくれるんです。信じられないかもしれませんが。

以前は、「たぶん」でした。でも今は「実感」します。(ホントですよ^^)
ただ、僕のレベルではまだ自分の力だけではそれをお渡しできる力がありません、くやしいですが。まずは、自分のカラダはすごいかもしれない、と思ってもらえる人との一緒の作業だなぁ、と思っています。よろしくお願いします。

これからも色々と書き、話し、稽古の仕方を工夫していくと思います。言葉として直接「幸せ」を・・・というのは無いかもしれませんが、根っこには「どうしたら幸せになれるか」というのがあると思っていてください。

ではまた、ありがとうございました。

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