リアルタイム報告

【リアルタイム】指と迷いの関係

首の7番、1番を意識する事で正中線が自然と浮かび上がってきます。
これまでにないほど、身体に芯が通って強さを感じたのですが、芯が整ってくるにつれて気になってきた事があります。それが「指」です。
正中線はこんなにもしっかりとしていて、強く自信が満ち溢れてくるのに、なんだか指先が落ち着かないぞ、と気づいたのです。
ちょうどその頃、大掃除のシーズンでして、あぁ、これは掃除と同じだ(笑)。
これまでも何度か指や手に気をつけてきました。
しかし、気がつかなかったんです。
気がつかなかったというよりも、それ以上に気になるところがあった、というべきでしょうか。
体幹は指先よりも大きく、気になるところです。腹に力を入れればそこに大きな力も感じられます。指先よりも、どうしても気になってしまいました。
今回、正中線が少し、片ついた事で、ようやく、指先のなすべき仕事を見つけることができたのです。
それぞれの指先の居場所が決まった事で、見つかった事があります。
指先を決めると、頭の中のモヤモヤが消えるのです。
悩みや迷いの元になっていたのは、この指先なんだ、と確信しました。
私たちは解決のための方法や手順をたくさん、知りすぎてしまったんでしょうね。
大切なのは、やりきる事なのかもしれません。
今、自分がなすべき事、やりたい事に自信を持って、いきたい、と自分の手が教えてくれています。

【リアルタイム】指と脳の関係

この数ヶ月、に興味を持って研究してきました。
首が作り出す、筋肉でもなく、構造でもない新しい力は自分の中に眠っていた可能性を感じさせてくれます。
 
 
しかし、どんな術理も「飽き」がくるから面白いです。
普通、自分が発見した大切な働きはついつい、握り締めたくなるものです。
しかし、それではダメなんです。次への成長、進化が止まってしまいますから。
 
 
首の次はいったい、何に移っていくのだろう?
そんな事を考えていて、ふと気づきました。
 
あれ?俺、今、指の位置に迷ってるぞ・・・
 
ただ、ぶら下げているこの「手」がどうにもそわそわしている事に気づきました。
どうやら新しい興味の芽が出てきたようです。
 
 
 
この指ですが、一般的に脳との関係が深い、とされています。
首の次は頭かな?と考えてみた事はありましたが、まさか、脳そのものの働きに興味が出てくるとは思いませんでした。
 
 
 
このそれぞれの指の「ポジション」、これがカギになりそうです。
この指の位置が決まらないことが、自分の頭に迷いをつくるのではないか?と仮説を立てています。
 
 
年内にもう一つ、大きな変化があるかどうか・・・
また、お知らせしますね。

無から生まれる力

首を体のバランスの取るために使ってみると、体がきれいな三角形になっている事に気づきます。その三角形の重心のあたりから、力が生まれてくるから、不思議です。
これまで、筋力や体重の力は使ってきました。新しく力が見つかる度に、まだまだこんな力が隠れていたのか、と驚くわけですが、今回の力はどうも様子が違います。
なにが違うかというと、これまでの力は隠れていた力。ずっと、見つけてくれるのを待っていたかのようです。
それに対して三角形から生まれてくる力は文字通り、生まれてくるもの、それまで存在しなかった力が体の中から沸いてくるようです。
ゼロから生まれてくる力。
同じように見えても、毎回毎回、その力は新鮮で、個性的です。
力の出所が違うせいか、これまでの動きはすべて、反動のある動き方だった、という事にも気づいてしまいました。これは頭の中で考えていても、まったくたどり着けない世界だな・・・と、しみじみと感じています。ものすごい、なんだろう・・・喜びって言ってもいいのかなぁ・・・うまく表現できなくてすいません。

【リアルタイム】首の役目に驚く!

以前、3点でバランスを取ると強い、という話をブログにも書きました。
物事には何が良いとか悪いとかではなく、バランスなんだ、という話です。
バランスを取るためには流動的なものがあると取りやすいのです。
・・・という事を自分自身で体から実感をして、人間ってすごい!と思いながら、実際にはまだまだわかっていなかった、という事が分かりました(笑)。
いつものように、自分の体に見つかったことは、皆さんの中にもあるものです。
これまで以上に、みんな生きてるって事はすごいんだよ、と言い続けます^^
まだまだうまく言葉になっていませんが、いち早く、この喜びを伝えたくて、書いています。
人間には二つ、ぶらぶらなところがあるそうです。
一つは腰、もう一つは首です。
考えてみれば、生まれたての赤ちゃんは首がすわりません。ブラブラで不安定で、弱いです。
ただ、これも逆から考えてみれば、柔軟性がある、という事です。
どんな事が起こったとしても、「柔軟に」対応できます。
これが脚や手ではどうしても、得意な方向、苦手な方向が出てしまうんです。
首を「動かせ」ではないんです。
動かそうとしてしまったら、ダメです。動きません。
首は「動く」という事に気づくんです。
動くことが分かる、というのは自分の弱点を知ることでもあり、同時に、使い道にワクワクするという事です。
ぜひぜひ、自分の首を触りながら、なにがあるんだ・・・と。
絶対に期待以上の喜びがやってきますよ。
首に意識を持って、まわりを見渡してみると、子供たちは実に、気持ちのよさそうな首の使い方をしています。
なるほど、そこに、気持ちよさを作る自然さがあったか・・・という感じです。
中学生になるか、ならないか、という年頃の子は首が硬い時と緩んでいる時が分かりやすいです。なにかを「しよう」、「しなければ」と考えていると、首は硬くなります。自分が好きなことを体の求められるまま、動いていると、首は柔らかく、自然です。
その自然さは子供たちだけのものではありません。
私たちの誰の中にもあるものです。
今、ちょっと意識をして、自分の体をすごいと思えるようになれば、この先ずっと、すごさを感じられるようになります。
また、改めて、今度は技術的に、解説します。

【リアルタイム】時間の力を借りる

重さが使えるようになって、気がつくことがあった。
それは、「時間」が味方してくれている、という事。
よく、「日にち薬」という事を聞く。どんなに気を聞かせた一言よりも、まぁ、時間をとにかく置いて、気持ちを落ち着けるのだ、という事。しかし、武術の場面ではそんな悠長なことには期待できない。
しかし、重さの力、かっこいい言い方をすれば、存在の力を意識して、そこから生まれたエネルギーで相手に立ち向かうとき、こちらは「筋力」を意識して、力を出さなくてもすむ。これは、つまり、「疲れない」という事だ。重さエネルギーを相手に向けていくと疲れないわけだけど、それを受け取る相手は筋力と「同じ」ように、圧力として受け取る。その圧力を筋力で受け止めていれば、時間がたてばたつほど、疲れてしまうようだ。結果として、こちらはなにもせずに、ただ、そこにいるだけど、「勝ち」を得ることになる。
これはもしかしたら、人間関係などの生活の中でも同じかもしれない。
いやな人に出会う。その人をどうしようかと悩み、思うことは多い。つい、目の前のストレスに対して、なにかしたくなってしまうのだ。この時、重さのエネルギーを相手に向けると、相手も疲れるのはイヤだし、なにかをしても、反応が帰ってこないような相手であれば、もっと、いじめがいのある人を探すだろう。気がつけば、目の前から、いやな相手、苦手な相手が消えていることになる。
具体的な技を求めている人にこういった話は屁理屈に聞こえるかもしれない。でも、この屁理屈が自分の中にもっと強く生きていける、という自信を作ってくれるのだ。単純な手順を伝えることに比べればはるかに手間も時間もかかることだけども、あきらめずに伝え続けようと思う。
その継続させるエネルギーとして、この体が存在していることのエネルギーを使えることに気づいた事はものすごく、大きい。
武術的稽古で体を見ることで生きていくうえで現れてくるピンチをチャンスに変える方法をネットの講座で始めてみました。テキストはテキストとして用意しましたが、ただ、悩み困るだけではなく、解決方法が自分の持っている、体にある事をしってくれればなぁ、と思って、試行錯誤中です。第1章の部分は無料ですので、お試し受講でもしてみてください。音声もつけておきました。読むのが面倒な人は聞くだけでもどうぞ。
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