大人の武道塾

大学へ・・・

今日は大学へちょっと指導へ出かけるつもり。元気がいいのに囲まれると、だんだんとこちらの気分も盛り上がってくる。そこでの指導で気づいた事もたくさんあるので、指導に行っているのか、自分の研究に行っているのかは、微妙である^^

みんな素直で礼儀正しいし、彼ら、彼女たちをみているととても気持ちが良い。一つ一つの経験を自分のものにして、自分が「これだ」と決めた事に突き進める強さを持ってくれたらなぁと思います。

私自身はカラダを見つめる事でその事をしりましたので、それでしか伝えれませんが、感じる事の楽しさを伝えていければと思います。

濃いなぁ、濃い・・・

実は昨日甲野先生とご一緒でした。

その間、久しぶりにたっぷりと濃い稽古をしました。

(アクシデントのようなものがきっかけで・・・)

いやぁ~堪能しました。

ごめん、だけど術理は聞いてません。先生と稽古の時って、前で真剣に話をしてくれても、こっちは内側を見るんで精一杯ですから・・・。カラダでお答えします。

そして、今日。香川の世話人をいしている呉服屋さんから作務衣と足袋、そして手裏剣入れ(ウソ・・・でもホント)が到着。ニコニコしながら早速着ています。

多分足袋はうちの稽古にきている人も欲しがるかもしれないなぁ、甲野先生がつかってるのと同じだよといったら^^

自分と向き合う良い機会に

昨日の甲野先生の講座に続き、今日は指導している少林寺拳法の愛知県大会。

これまで一生懸命に稽古してきた子供たちがどんな事を学んでくれるのか、指導者としては自分が出場する以上に気になります。

結果は結果として受け入れるべきものですが、それ以上にこれまで、そしてこれからどう稽古していくか、自分と向き合っていくべきかを感じて欲しいと思いました。

それにしても大きなイベントが終わると決まって、カラダの具合が悪くなる。何かの信号なのか!

多分気負いすぎなんだろうけど・・・。

息子に言われました、去年の大会の後も頭痛いって言ってたよね・・・、よく覚えているなそんな事!!

甲野先生の名古屋講座

さて待ちに待った甲野先生の講座である。

参加者の人数も30人ほどなので濃い稽古ができればいいなぁ、と思っています。

前回の稽古会でもそうですが、女性の参加者の方が目立ちます。そして積極的。男性陣も見習って、負けないように良い稽古をしましょうね。

これまで名古屋の講座では質問コーナーを取っていなかったのだが、四国の稽古会ではその質問コーナーが充実だった様子。全時間質問OKなのだから、いらないかな?と思っていたのは考えてみれば不親切。

やっぱり聞けない事も多いですよね!すいませんでした。

今回は作るつもりです、質問タイム。

走り方を研究してみる

この3日ほど家の横にある大きな公園内を走っている。

もともと走るのはすごく苦手、小学生、中学生のクラブ活動では泣きながら走らされた記憶がある。多分その頃から、「俺は走れない」との思いがココロの中にできちゃったんだと思う。やらされる稽古で能力が伸びるのは、言ってみれば才能だ。私には無理だった。どうすれば上手になるか、がむしゃらに練習するしかないんだろうなぁ・・・と思っていたから。

久しぶりに走ってみて、相変わらず走るのは「ツライ」な、と思ったけど、それはカラダが悲鳴をあげているから。たった数百メートルだけで足は痛くなるし、息が上がってくる。ナンバを意識してもせいぜい100mぐらいが精一杯。

う~ん、甘くない。それが初日の感想。

別に記録を求めて走りたいわけではない、ただカラダに楽なように走ったり、歩きたいだけなので、まずは歩くところからいこうと考えた。なぜつらくなってくるのか、走り出すと足がドンドン勝手に動いているような気がする。今まで脚よりもよっぽど手のほうが滑らかに動くと信じていた、でも大きな勘違いでした。

すりこまれた「走るフォーム」はほとんど脚のみが回る走り方。もちろん手も振るんだけど、それはカラダの揺れでただ動いている感じなのだ。ダメダメだな、そう思いながら工夫をつづける。いつも研究は正反対からはじめる。脚で動くのではなく、手で歩いてみよう。

つまりこうだ。

手を上に大きく振り上げて、その勢いを借りて上半身を持っていってもらうようにする。われながら滑稽、奇妙に写るに違いない。幸い時間帯のせいか、人影もまばらだったし。こんなへんな稽古をしている自分にニヤリとしてみたりもする。普段の頭というのはなかなか常識の範囲からでていけない。その結果はやっぱり想像通の結果しか持ってこないから注意が必要だ。

大きく振り上げてみて分かってきた事がある。体幹部の動きは連続では動かしにくいという事。多分これは普段の練習の形が、一つの型に集中する事で、一発勝負になってしまう事が多いからだろう。型稽古の場合、いったん相手が崩れるとその後の動きはたいした事が無くても形ができてしまうからね。

継続して走りつづける場合はなにより動きを止めてはいけない。動いていない体幹部を中心に上体と下半身の動きをつなげてみる工夫を続ける。少しずつ動きがあってきたのか、脚を踏み出す気持ちがなくても前に進むような感覚がでてくる。

当初の大きく腕を振り上げる動きを胸を働かせるようにして小さく改良したりして、だんだんと楽に動けるようになってきた。小さな充実感を抱いてウチに帰って驚いた事が一つ。膝を開かない膝行がやりやすい!
思わぬ大発見だった。8ヶ月の子ども相手にその動きを見せて笑いを取っていると、後ろから嫁さんの冷ややかな視線が・・・

どうやらニヤニヤしながら動いているのが気になったらしい。

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