開催、決定しました。明日の甲野先生の講座です。

甲野先生と初めてお会いした時、6人ぐらいで技を体験させてもらった。
先生は今のほうがはるかに技は効く、といわれるけど、問題なのは受け取る側から見て、その技をどう見るかだ。
山を登ったことのない人間にとって、エベレストも、富士山もみんな高い山だ。一番の山に登るんだ、という目的がある人はもちろん、一番を探さなくてはいけないけれども、山を登ってみたい、と思わせてくれるには当時の技でも十分だったのだ。
 
 
そして、もうひとつ。
甲野先生の気迫をしっかりと受け止める事が出来た事。いや、受け止めざるを得なかった、という事だ。
今では稽古会の告知をすると、3、40人集まってくれる。いや、むしろ、その辺りが手をとっての「稽古」の限界だと思うので、主催者の判断として、締め切っています。
知名度が上がっていく師匠をみて、嬉しさが沸いてくるのが反面、どうしても観衆の一人、になってしまうんじゃないかなぁと思ってしまう。もちろん、それは個人個人の資質に関係してくるんだけど、とにかく後ろへ後ろへと思っていた私でも、少人数での稽古があったおかげで、先生の思いを受け止められ、今まで続けてこれた。
 
参加者の人たちを見ていると、ものすごく才能のある人もいる。でも、期待をしてもその後お会いすることのない人もいます。大切なのを箇条書きにしたり、ビデオにとって見直しても大切な事はなかなか見えてこない。何年か前から真面目にビデオを取る事がなくなったし、先生の話も横耳で聞くようにした。すると、不思議な事に、技がどんどん変わっていったり・・・不思議な事ばかりです(笑)
 
 
 
今回、開催二日前の告知でした(すごいw)。
まだかまだかと思われていた常連さんたちのおかげで、現在10人ほど集まりました。まぁ、おそらく増えても、あと5、6人でしょう。こんな人数で稽古できるのはきっと、最後です。興味のある方はどうぞ。

http://www.karadalab.com/modules/eguide/event.php?eid=204

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