ようやく虎ひしぎに納得(笑)

昨日の甲野先生の稽古会、突然の告知ということで、いつもの稽古の半分ぐらいでした。参加された皆さんもこれまで、お会いしたことある方が多く、世話人としても、気楽にさせていただきました。
 
というわけで、普段は受付に張り付いている私も、甲野先生の動きと解説をじっと、観察させて頂きました。珍しいんです(笑)
 
 
そのおかげか、この数ヶ月の間、ずっと気になっていた「虎ひしぎ」にようやく、納得がいく感覚が生まれてきました。今日、ついさっきの出来事です。
 
 
いつも、こんな感じです。先生に話を伺い、体験をしても、どうも、わからないんです。なんとなくは、わかるものの、その形を作っても目が覚めるような変化はあまりないんですよね。
 
 
いつしか、それをまぁ、いいや、と気にしない技を身につけました(笑)。のんびり、楽しく、過ごしていると、ある日、はっ、と気づくんです。これが、あの術理の効果なのかな?と。虎ひしぎもそんな感じです。これでも、早い方なんですよ(笑)
 
 
大きな効果は上腕の動きをより意識できる姿勢になれることです。虎ひしぎの形を作ると、前腕に緊張感がうまれ、簡単には動けなくなります。なにかしようとは、姑息な大人の考え方。それが、虎ひしぎを作ると、その形から強制的にできなくなります。結果的に、上腕の持つ、自然さ、子供のような自由さが表現できると考えました。
 
 
甲野先生が行っていた虎ひしぎの効果を表現する技も、難なくやれるようになり、まさしく、稽古とは退屈な反復練習ではなく、体を通しての感覚を事だな、と確認しました。
 
また、講座、稽古の中でご報告いたします。

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