自分の言葉を聴きながらの稽古

先日の大垣、浜松での稽古から。
 
 
 
普段、とにかく、自分の動きを観察しながら、少しでも、うまく伝える方法はないか?と、問いかけながら稽古しています。
一人でそれを考えていても、なかなかうまい言葉にはなりませんが、人に教えている時、伝えている時、思いがけず、いい言葉になる事があります。
 
  
 
 
その瞬間、一体誰がその言葉を言わせているんでしょうね。
 
 
 
師匠の甲野先生はご自身が一番の受講生のつもりで・・・と言われていました。
一応、各地で講座を頂き、人の前で話す事も多くなりましたが、なかなか、自分が自分の受講生のようにはできません。
 
今週の稽古はその「瞬間」を感じさせてくれるものでした。
いったい、なにが原因でうまくいった感じをつかめたのかさっぱりわかりません(笑)。
 
それでも、緊張しがちで、すぐに上がってしまう自分が今、こうしてこんな仕事をさせてもらっている事が不思議でなりません。
 
 
 
様々な技や術もどんどんつくり、伝えていますが、どんな言葉よりも、自分の変化を見てもらうことが一番かもしれないなぁ、と思いました。
えっ?こんな人がこんな事ができるんだ、と自分にもできるかもしれない、と気持ちが出てくれれば一番なんですけど。
 
 
 
いつも、いい稽古をさせていただき、ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。

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