裏の発見までの道のり
「裏」に気付くことになったきっかけは股関節の動かなさに気が付いたこと。
動かないことに気が付く、というのは変な話だ。
裏の発見までの道のり
「裏」に気付くことになったきっかけは股関節の動かなさに気が付いたこと。
動かないことに気が付く、というのは変な話だ。
新しいものに気づくときにちっちゃな法則がある。
それは、硬い動きなら柔らかく、速い動きなら遅く、全体を見ていたのなら、今度は細かく。
とにかく、それまでの興味とは真逆なものに興味が移るのだ。
甲野先生から教わった稽古の仕方は独特。どこにも似たようなものはない。そもそも、私は勝手に師匠だと思って背中を追ってはいるが、甲野先生からみたら、弟子ではないはず。
こんな師弟関係、いや、その関係がないのが甲野先生が教えてくれた稽古法。
とにかく、本当に、動きの変化が激しい。
ツイッターでなんとか、細々と書き残しているが、しっかり、伝えようとすると長くなる。連続ツイートをしていると、なんだか、申し訳なくなり、最後はいつと、端折る(笑)
久しぶりにこちらでも、この数ヶ月の動きの変化を残しておこうと思う。もう、ほぼ、稽古の度に新しい感覚に気がつくのだから、月に一度や二度稽古をする方も聞いたことがない話もあるかもしれない。
一応、私の動きは全て、つながりがある。前の何かをヒントにして、新しい何かを生み出す。ずっとそうだ。
もしかしたら、このあたりを丁寧に、伝えたほうが役に立つかもしれない。動きは変わり続けるが、伝え方はなかなか、見つからない(笑)。
もしかしたらずっと、みつからないのかも。ただ、それは、人それぞれ、1番の伝え方が違うからなのかも。
とにかく私にやれるのは、私達のすべてか持っている「身体」に対して、興味を持ってもらうことだけ。
11月12日の木曜日、子供達に普段はやらない「槍」の使い方を教えました。
槍に見立てた 棒を持たせ、
どう使う?
と問いかけると、みんな例外なく、そのまま槍を突きます。