古武術に学ぶ身体感覚 その1

久しぶりに小冊子作ってみました。
いや、最近サボってたのかな?と反省しました。
何回かに分けてアップします。

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古武術という言葉ですが、実は新しい言葉なんです。私の師匠は武術に古いも新しいもない、と言っています。まぁ、武術を直接の戦いとして必要としていない方たちにはあまり関係ない話です(笑)。問題は古武術を通してなにを身につけることができるかでしょう。

今日は大胆に一言でそれを言ってしまいましょう!私が伝えたい古武術のメリットです。古武術で手に入ること、それは自分の先入観をどんどん幸せな方向へとバージョンアップしていける事です。

その結果、武術のもともとの姿である「戦い」に勝つことが出来るわけです。ただ、最初から、戦いの方法だけを考えてしまうと、自分の生活の中に活用していく事が出来なくなってしまいます。

考えて見てください。野球だけが得意な人が幸せですか?ゲームだけが得意な人が幸せですか?勉強だけが得意な人はどうですか?そして、お金を持っている人が全て幸せでしょうか?

幸せとはなんだろう・・・?私はそれをこの武術を通して考えるようになりました。もともと師匠である甲野善紀先生のもとを訪ねたのは「技」を求めてでした。相手を倒すため、相手を投げるためです。ただ、甲野先生の武術は普通の武術とは違っていました。自分の中の感覚、センスを重要視されていたのです。

私の生まれは昭和の40年代。職人の世界も工業の世界もセンスからマニュアル、機械化が進んでいく時代でした。それこそ、芸術的なもの、デザイン的なものもピシッとしたものが求められていたと思います。

武術・武道の世界もそうでした。写真やビデオなど映像的な部分で伝えられる事が多くなってしまったのか、雑誌やテレビで大勢に一気に伝えられるようになったからなのかはわかりませんが、細かい「感覚」よりも「手順」、「見栄え」にウエイトが置かれていった様な気がします。そして、オリンピックや格闘技ブームで「内容」よりも「勝負」に目が行くようになりました。わかりやすいですからね、勝ち負けは。

その結果、武術・武道が持っていた人間を掘り下げるという力が低くなってしまったのです。もちろん、全てじゃないですよ。一般的な話です。

様々な武道の組織が全国展開をし、大きくなって、身動きがとりにくくなっていたのかもしれません。一匹狼的な甲野先生の取り組み、稽古の仕方が注目を浴びました。最初は武術の技、そしてスポーツや介護への展開に注目が集まりましたが、「人」としての可能性を感じさせてくれる、思想的なものに惹かれる人も多くなってきたようです。

そうなんです、武術は「人間」を感じさせてくれるのです。私たちはロボットでも、機械でもありません。計算だけでは上手く動けません。その計算以外の部分を教えてくれるのが武術。そして、なにを頼りに稽古をすればいいのかといえば「身体感覚」です。

先に先入観を幸せな方へとバージョンアップしていくのが武術、と言い切りました(笑)。その手がかりになるのが身体感覚です。身体感覚という言葉、「身体」と「感覚」、どちらの言葉もなんとなくわかります。しかし、なんとなく、というのがクセモノで、なんとなく済ませてしまうと、なんとなく生きることになってしまって、なんとなく歳をとって、死ぬ直前になって、あれ?これで自分の人生は良かったのかな・・・?そんな事になってしまうかもしれません。

甲野先生に出会う前、私自身は自分の人生について考えた事はありませんでした。なんとなく生きて、なんとなく過ごしていました。自分なんかが人生について考えても仕方ない・・・そんな風にも考えていた気がします。でも、今ならわかります。自分の人生は自分が作っているのです。そして自分の人生が決まるのは身体感覚で決まるのです。

今日の出会いが人生をパワフルに、そしてワクワクするものに変えるきっかけにしたいと思います。

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