流れのお稽古

昨日の豊田の講座では久しぶりに、流れを意識する稽古をしました。
時間的に余ってしまって(笑)、なにをしようか、と思っていたら、ふと口からやって見ましょう!と。

手首をつかまれ、肘に流し、肩をよせて首から背骨を降りて、腰にたまる。
おしりを突き出すようにしてカカトへ降ろし、つま先を踏んで膝を内側に絞ると腹にたまります。

そのたまった大きな力を胸に引き上げ、改めて手首へ戻し、相手へ返していきます。

言葉にしながら試してもらうと、これは実に「瞑想的」という事に気づきました。

つまり、僕が分が感じている力の流れを言葉を通して相手に渡しているのです。
「廻る」事で「忘れる」といっても、なにが忘れて、忘れていないのか、というのは確かに曖昧。
まぁ、以前には気づけなかった感覚に気づくことが発見であり、楽しみなんですけどね^^

改めてやってみたこのお稽古はこの仕事を始めたときに手がかりとしてやっていたものです。
その当時から比べれば技も術もぐっと、進化しています。
それでも、新しい感覚を楽しむ、という点ではまだまだいいみたい!

ちょっとこれからの事にヒントをつかんだ感じがしました。

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