【身体感覚の足跡】初めて重さをエネルギーとして感じる

武術、格闘技の世界では身体の重さは力になります。相撲取りはもちろん、柔道、ボクシングの選手も「大きな」選手ほど有利と考えられています。その差が埋められなくなったんでしょう、無差別級がなくなり、細かく体重で分けて競うようになりました。
 
ただ、介護や生活で考えると、この身体の重さはつい、じゃまなものと考えてしまいます。身体の重さが自分の足かせとなって、立ち上がるところから面倒になってきます。行動力が無くなれば意欲がなくなりますよね。悪循環がここから始まります。
 
ケガであれば治ればまた、以前の行動力が戻ってきます。でも、徐々についてきた体重はすぐには減りません、残念ながら(笑)。だからダイエットを・・・という話ではありません。もちろん、ダイエットで余分なお肉をなくす事は「あり」です。でも、体重はエネルギーなんです。下手なダイエットでは体重という数字を落とす事に専念してしまい、元気も一緒になくしてしまうかもしれません。
 
重さが力であり、エネルギーなんだ・・・と実感するにはそこに効率よく動く、仕組みが必要です。動き方をしらなければ、重いものをただ、持ち上げるしかできません。これでは、重さはエネルギーというよりも、抵抗です。
 
そこで、実験です。
胸鎖関節のお話をしました。
腕は肩からぶら下がっているのではなく、鎖骨で胴体と繋がっているのです。
首からぶら下がっている、と思いながら、プラ~プラ~と揺らしてみてください。
「腕の重さ」がエネルギーとなって、自分の胴体を引っ張るほどの力が生まれてくるのがわかるはずです。
 
腕に引っ張られるように動くものと、今までどおり足で自分の身体を押し出すように歩くのと、軽さを比べてみてください。もちろん、考えながらですから、頭はいつもよりも大変です。この頭はちゃんと覚えて、そのうち軽く動けるようになりますからご安心を。

重さを使って動く、という事はずっと、考えてきたテーマでしたが、膝を抜いて、一気に重さを開放する以外にはありませんでした。ぱっと抜けばそれなりに速さは出てきますが、一瞬ですから、コントロールが難しいんですね。肩の力がぬけ(胸鎖関節が意識できた事で)、腕が自然と揺れるようになって、重さを楽に動かす事がわかりました。重さを使っている、という意識が出てきた思いで深い術理です。

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