【思考実験】迷いの無い動き方は生き方に

なにかをしようとする時、それは頭が動いたり、手が動いたり、自分の行動を伴った時に、考えが生じます。その考えに迷いが無く、スパッと決断し、行動できれば力が沸いてきますが、なかなかどうして、そういう状態になれる事はまれで、つい、悩み、迷ってしまいます。
 
ふと、肘の説明をさせて貰っていた時、自分の中で仮説をたてて考えていた事が、腑に落ちました。
 
例えば、なにかを取るとき。
手を伸ばし、つかみ、こちらへ持ってこようとすると、必ず、肘先が動きます。肘先の動きや上下左右、回転と、さまざまな動きが考えられます。選択肢が多いと言う事です。その選択肢に楽しさなど、意味があれば、自分の動きに納得が出来るかもしれませんが、大抵適当です(笑)。
 
動きを練習していると、色んな動きを学び、知る事ができます。どうしても、習う側、学ぶ側であれば楽しいという感覚よりも、先生がこういっていたから、という知識の方が先に来たりします。すると、頭では正しいことを行っているにも関らず、楽しさがついてきてないですから、自信が沸いてきません。ふと、他のやり方のほうがよかったんじゃないか?という考えがわいてきます。これが迷いです。
 
でも、肘先が無ければ、上腕が進むしかありませんから、目標に、上腕を進ませます。この上腕は「ただ、進む」だけです。ものすごく、ここに自由があります。でも、この自由は選択をしなくてもいい気楽さです。ただ、出れば良い。私は、迷いが無ければ物事はうまく行くと思っている楽観主義者です(笑)。このあたりの事も書き出すと長くなりそうですが、ちょっと掘り下げて見たいと思います。
 
悩み、迷いのない生き方をしましょう!いや、したいです(笑)。だから、身体を研究します。

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