やる事は一つでいい。

悩みには色んなものがある。
個人的なもの、社会的なもの、未来の事、過去の事、時間を越えたものまである。
その一つ一つを解決していこうとすると、とてつもない、知識が必要となってくる。
 
インターネットが普及し、知識が爆発的に増えた。
悩みに対しても、質問すれば、世界中の誰かが、ちゃんと答えをくれる。
ただ、それがうまく行くかどうか分からない。
アドバイスを正確に実行できるかわからないし・・・。
 
心は形がコロコロ変わるから心。
その心の状態に合わせてたくさんの答えを作る、というのはまぁ、悪くない。
しかし、それではとっても、行動しにくい。
身体は心ほど動かないものだから。
 
そこで、術理だ。
どんな事にであっても、自分のやる事は、その瞬間、自分の能力を一番出せる事をするのだ。
今、私で言えばその術理は「足指」。
困った事に出会ってしまった瞬間、身体は固まり、浮き足立ってしまい、なにもかんがえられなくなる。その時、この足指を固めて、地面に刺すのだ。
すると、カラダが落ち着き、余分な力は足元から地球へと流れ、緊張が解けていく。
それまでの不安がウソのように取れていく。
 
なにがあっても、それ、なのだ。
こういうものを持っていると、安心できる。
いざとなれば、それをするだけだから。
例え、それで失敗をしても、自分のもてる力、出し切れる力を全部使うわけだから、後悔がない。それがとってもうれしい。

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