自分にとっての本当の幸せ

ふと、自分にとって幸せな時ってなんだろう・・・と考えた。
あまり大きく考えるとややこしくなるので、「稽古」の枠の中で考えを巡らせてみる。
身体が動くようになり、いろんな技が可能になって、人に驚かれるようになった事も多い。
運動オンチだった頃の自分からすれば、それは信じられないぐらいの変身だ。うれしくないわけがない。
 
 
 
しかし、その技が効き、相手が崩れた事でうれしいかと言えば、実はそうではない。
むしろ、相手のがっかりする顔がみたくないから、望んで体験してくる人以外には積極的に技を試してもらう事も遠慮していたような気がする。
特に間違って、その場に居合わせてしまったような縁の場合だ(笑)
何年も何十年も追い求めてきた経験を持っている人を「術理」はあっさりと、追い越してしまう。
それは才能の問題ではなく、自分の身体の見方だけなのだが、なかなか自分の中にもそれを行う能力があるとは信じてもらえない。まぁ、自分もそうだったので、気持ちは分かる(笑)。
 
 
 
それまで体験した事のない技にかかると人はどう対応していいのか迷う。
その迷う顔が苦手なのだ。
この先、その術理を受け入れるというのは、それまでの稽古の仕方をガラリと変えなければいけないのが分かるから。
もしかしたら楽しく稽古しているのかもしれない。そんな事を考えてしまうと、あぁ~頼りにしていたものを壊してごめんなさい、って気持ちになる。
だからこそ、技が効くから、崩す事ができたからうれしい、というのはあまりない。
 
 
 
そこで、一つ気がついた。
自分が一番うれしい瞬間を。
それは、自分が気がついたそれまで知らなかった身体の力、使い方を相手に伝えて、その動き方で自分が見事に崩され、投げられた時にものすごい喜びを感じるのだという事を。
その時、「先生、わざと倒れたでしょ^^」と言われる。
でも、そんな事は絶対にない。
いや、そんな器用に相手のご機嫌を取ることなんてできない(笑)
自分が崩れる時には本当に崩され、倒されているのです。
これって、「負ける事を望んでいる」事だよなぁ・・・。
その瞬間、自分が大切にしているものってなんだろう?と頭の中がグルグルっと回った。
 
 
 
後だしジャンケンで負けてみる、という遊びがある。
試してみると分かるけど、これが意外と難しい。
後出しだから、簡単になにを出せばいいのか分かるのだけれど、「つい」相手のじゃんけんに対して「勝つ」ものを出してしまうのだ。
どうやら、私たちには無意識に刷り込まれている事がたくさんあるぞ、と、この遊びは教えてくれる。
自分が本当に望んでいるのが「負けること」だと分かってみると、では、それを「生活」の中で生かしてみるとどうなんだろう?
生活の中での勝ちと負けとはなんだろう?
簡単には答えは出そうにない。
しかし、単純に恐れていたものが間違っているかもしれない、と一歩踏み出せた事は大きい事は確か。
 
 
 
今の仕事は「自由」だ。
その分、安定感は全くない(笑)。
もっと、安定しないかなぁ・・・と欲を出したりするわけだけど、そんな欲が出てくると、決まって心に不安が生まれてくる。
この「不安」が間違っているとしたら。
生活のために仕事を安定させ、不安をなくす。これを「勝ち」と考えてみると、本当にそれでいいのだろうか?と疑問がわいてきた。
負ける事ってなんだろう?
自分がやられる事だ。
自分が「安定」し、幸せになる事は、武術においては、いつも技が決まり、相手を崩すことができる状態に近い。
自分が崩されなければ、倒れなければ幸せ、という事。
でも、それがうれしくない、と分かってしまったわけ。
では、自分が崩されるって?
自分が伝えたことで、目の前の相手が安定し、幸せになっている状態と言えるのかも。
自分はやられているのに、相手は幸せ。
自分には得られていないのに、相手は得ている。
これ、「嫉妬心」が出てくる状態ではないか・・・。
 
 
 
実はこれまで親しい人にしか言ってないけど、私は嫉妬心が強い。
素直に周りの成功を喜べない小さな自分が嫌いだ。
自分にはできない、という低い自己評価のせいだと思っているけど、なかなかそれが取れなくて苦労している。
でも、今日の気づきで、自分が感じる嫉妬心が実は、喜びになるかもしれないと感じ始めている。
 
 
 
指先を決めると、迷いがなくなる。
腸を意識してみれば丹田に近づき、肝が据わり、堂々としていられる。
失敗する事はダメな事ではなく、自分が行きたい場所へと勢いをつけてくれるチャンス。
などなど・・・これまで話をしてきた事は誰かを投げるためのものではなく、すべて、明るく生きるために役に立つだろう、という事ばかりだ。
私がそうであったように、自分の事が嫌いという人がいる。
決断力がなくていやだな、と思っている人もいる。
人とのコミュニケーションが苦手、という人もいる。
いろんなコンプレックスが身体をいろんな見方をしてみる事で取れていく事が分かった。
ぜひ、少しでも困って、諦めている事、諦めそうな事があるなら、騙されたと思って身体からのアプローチを試してみてほしい。
今日、こんな事を書いているのも、心の内を出してみる事で、ちょっとでも勇気をもって自分と向き合う事ができる人がいるかもしれない、と思っているから。
少しでも気づくきっかけになってくれればうれしい!
 
それが一番の幸せ、だと気づいた、というお話でした。
話がまとまっていなくて読みにくいですね。
自分で読み返してみて思いました(笑)。
お付き合いくださり、ありがとうございました。

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