【稽古日誌】着物が奇蹟を持ってきた?

日曜日、着物好きの嫁さんに連れられて大垣駅周辺で開催の着物園遊会に出かけてきました。
大垣にはこの数年、縁があり、いつも講座や大人の武道塾で出かけているけど、こうして遊びにくるのはもしかして、初めてかも。
 
 
 
この日は月一に行われている商工会のイベントと併せて着物イベントを朝から行っていて、到着したお昼頃には盛り上がって、すごい人でどのブースもにぎわってて活気があったよ。
 
 
時々、着物を着るんです。
まぁ、立派に着こなす、というよりは、着物に嫌われないぐらいにはしておかないとな・・・って感じで。
嫁さんは着物を楽しんで、コーディネートにまで気を使っているけど、私は中身で勝負です(笑)。
ただ、その中身も動き方、って感じですけどね。
 
 
 
しかし、残念ながら、こちらで勝負しようと思っても、着物にはいつも負けてしまいます。
というのも、着物を着た瞬間からうまれる体への違和感!
きっと、これは普段の洋服の体が染み着いているから(笑)。
甲野先生は毎日、着物です。
名古屋へお越しの際にはいつも、袴まであわせて正装でかっこいい!
あの着こなしをいつの日にか、受け継ぎたいとおもいつつ、まだまだ着物に着られるひよっこさを感じてきました(笑)。
 
 
 
今日お伝えしたいのは、違うことなんです。
 
目の前に起きていることに流されると、ついつい、当たり前感が強くなって、生きる事への意欲や情熱が減っていってしまうけど、時々見つかる驚きによってまた、生きる事へのものすごさを思い出すことができるぞ!って事です。
 
 
 
昨日、着物をきて、歩行者天国を歩いていて、ふいに、「山口先輩」と声をかけられたんです!
振り返ってみると、なんと、そこには大学時代の後輩が・・・。
うわぁ〜懐かしい!!
 
 
 
皆だんだんとそれぞれの居場所を作り、忙しくなると、なかなか顔を合わすことも難しくなりますよね。
その彼ともこれまでに一度、いや、もしかしたら、全然会ってなかったのかも。
とにかく、一対一で向き合って話をするのは、大学の時以来!
うれしかった〜。
よくぞ、見つけてくれたものです。
(まぁ、大学時代から変わってない、と言われましたが(笑))
 
 
 
そして、彼の今の活動を聞くと、さらに、うれしくなっちゃって!
なんと、今、大垣の町おこしに一役買っている、萌えキャラの生みの親だとか・・・。
ちょうど、先日、新聞で萌えキャラグランプリみたいなもので、準優秀をもらったと目にしていたんですが、企画者の名前まではみていなかったんです。
 
 
 
詳しい話はまた今度、聞かせてもらいますが、スタートは本当に、個人的に始めたとのこと。自らの特色を考え、なにができるかを形にして、今、たくさんの人に喜ばれているものを作り上げている姿に感動してきました!!
 
 
 
そして、そこには普段お世話になっているお煎餅屋さんもすでに絡んでいて、世界の狭さを感じます。
もちろん、フェースブックやツイッターで探そうと思えば、いくらでも懐かしい人には出会えるはず。
でも、だからこそ、今日のような「偶然」の再会が楽しくなるんです。
 
 
 
そうそう、まだ、あった!
その彼から夜にもらったメール。
久しぶりに会った友達と話をしていて、そのお友達がなんと、また、僕ら憲法部仲間の義兄弟だったりして。
これは、世界が動いている証ですね、絶対(笑)。
 
 
 
流れって誰がなんと言おうと、あるんです。
流れに乗っている以上、かならず、イベントが起きます。
そのイベントをどう受け止めるか。
人生を楽しくするコツもここにあると思っています。
 
 
ずっと前に待つことの楽しさ、おもしろさを書いたのって、覚えてるかなぁ。
知恵の輪を頭を使って解くのではなく、ただ、さわっている。
その触っているだけでいつのまにか、取れちゃうことがあるんです。
 
 
待つっていうのは、時間を味方にする事です。
待つことで時間がいらいらの元になってしまえば、やがて、倒れてしまいます。
でも、待っていれば、そのうち、なんとかなるだろう、とわかると、気持ちがどんどん楽になっていきます。
 
時間って誰にとっても平等だよね。一応、24時間(笑)。
今の時代はその時間を大切にしようとしすぎて、あわてちゃってる時代でもあるの。
なにがあっても楽しい!って人は時間だけでなく、空間的にも味方を増やしている人。
それが出来ないと、ついついがんばって、手を出した事から生まれる結果に振り回されちゃう事になってしまうから。
 
 
 
 
時間と空間についても体からわかったことがあって、いつか、ちゃんと、伝えたいなぁ、って思ってるからね。また、話をさせてください。
 
 
 
ありがとうございました!

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