久しぶりにリアルタイムに感じたこと、見つけたことを書いていこうって思いました。
最近の日誌もほぼ毎日更新なんだけど、それでも、ほんの30分前に気づいた事ってのも、書いておくのも面白いかなぁ、と思いまして。
最近は拳に意識を封じこめて動く、って事を意識して動いてるってのは、何度も日誌で書いてます。
拳に意識をいれなきゃいけないってのは、気づいたら、体幹へと戻ってくるから。
重い身体がブレーキになるんです。
子供たちに突きの練習を指導していて、あまりにも遠慮がちな動きに参ってしまい、もっと派手にいこう、と左右の手を振り回してみようぜ!と持ちかけました。
戸惑っていた子供たちも、見本を見せる私の動きを見よう見まねでだんだんと大きな動きになって、まずは一安心。
ただ、この動きがなんと、私にとって、とっても良い練習になっていたみたいなんです。
それは、左右の手を振り回す事で、自然と連動の動きが良くなってきて、だんだんと自然に受け入れられるようになって来たんでしょうね。
片手だけを動かしていたときとは全く違う速さが生まれてました。
遠回りの突きでも、回ることで勢いが生まれて、それがエネルギーになるんです。
急がば回れって本当です(笑)。
実は、今、書きたいのは、この先の話。
手首足首〜って体操しますよね。
ぶらぶら手足を振るじゃないですか。
あの動きって普段、自分の「体から」手首をみますよね。
でも、さっき、突然、「あっ、俺、今、手首だ!」って感じたんです。
どう言うことかと言えば、手首がぶらぶらしている時、その動いている瞬間、ずっと、移動している感じがするんです。
身体から見ているときには、止まっている自分が動いている手首をみているんです。
でも、手首になってみると、常に、動き続けている自分を感じられるんです。
なんだ、これ・・・ってじぃ〜っと考えてみても、答えが見つからないんで、思っていること、全部、書いてしまえ、と思った次第です(笑)。
手首が動いていても、その一点だけは止まっています。
そして、振り回されている五本の指は暴れているにも関わらず、手のひらの一点を邪魔しないんです。
そして邪魔をされないって事がこの手のひらをどんどんと速さを増していくみたいなんです。
速く動きたい。
きっと、武道家、スポーツマンなら誰もが求めていることだと思います。
速く動くためにトレーニング、練習しますよね。
でも、違うかもしれない・・・。
もう、私たちの身体って、速く動くようになってるんです。
それを動かそうとすると、どこかで力が衝突しちゃうのかも。
結果的に、本来持っている速さは出てきません。
速く動かそうとするんじゃなくって、速く動くんだ、っていう経験が必要なのかもしれません。
その橋渡しをしてくれたのが、左右の手を振り回す突きだったのかな。
というわけで、今、感じている事そのままでした。