【小冊子】幸せになる動き方

はじめに
「心と身体は一つである。」
 
 
 
こんな言葉を聞いたことありませんか?
武術、武道に限らず、ヨガや体操、それこそ、文化的なモノの中でも言われている教えです。
最近進んできた心の世界の研究でも心が身体に及ぼすって言われていますね。
 
 
 
ストレスで身体を壊す事があるのは誰でも分かりますよね。
 
 
 
今、心が弱り、心を壊す人が増えています。
21世紀は精神病の時代と予言した方がいますが、医療技術が進歩し、目に見える身体の病気がなくなっても、なぜか、心は晴れ晴れとは行かないみたいです。
 
 
 
現代は競争が盛んな世界です。
競争とは一つの物差しで比べあうことです。
競争は自分の心に勢いを出すためには有効な方法の一つですが、その物差しで決まるのは、ただ一つの指標です。
 
 
 
実は、その物差しで満足するのはアタマです。
なるほど、現代はアタマの時代なんですね。アタマが喜ぶことを追求し、形にして追い求めてきたんです。
ただ、その物質的に満たされてきても、残されたココロを満たす作業は各個人に任されてしまいました。
 
 
 
一般的な競争に巻き込まれずに、自分の本当に好きなことと出会えた人は幸せな人かもしれません。でも、なかなか自分の人生をかけて追求できるモノと出会える人は多くないですよね。
必然的に、モノが満たされる事によって幸せだとアタマに言い聞かせながら生きている人が増えたのかもしれません。
無意識にですが、みんな、我慢しているんです。
 
 
 
今日はこのココロとカラダを軽くする方法をたくさん、お伝えします。
それも、カラダの方から軽くする方法です。
 
 
 
世の中を見渡してみると、幸せになるための考え方というのはたくさん伝えられています。
でも、それだけたくさんの教えが残っていても、多くの人はその教えを活かし切れていません。なぜなら、アタマで教えが分かっても、カラダが緊張して止まってしまうからです。
 
 
 
今日お話しする「幸せになるための動き方」は二つのことを伝える事を目的にお話をいたします。
 
 
 
ひとつは、「自分はいつでも動ける」、という事。
もうひとつは、「なにもしなくても平気な自分がいる」、って事です。
外からどんなストレスを受けようとも、自分は壊れない、と分かった時こそ、自分のアタマの求めていた事をカラダがちゃんと実現させてくれるんですよね。
 
 
 
カラダは私たち人間にとって、一番身近な自然です。
 
 
 
自然という言葉はみんながあこがれ、大切にしている言葉です。どんなに都会的になり、機械が生活の中に入り込もうとも、自然を失いたくないし、感じていたいと思っているはず。今、怖いなぁと思うのは、その自然という事すらアタマの中で作られてしまっているかもしれないのです。
 
 
 
一番身近であるカラダをぜひ、感じられる力を身につけてください。生きるということ、そんな大きなテーマにも自分で向き合えるようになり、充実した時間を過ごしていけるようになります。
 
 
 
その応援のつもりでこの小冊子を作らせていただきました。
ひとつひとつの使い方も聞いていただければ、詳しくお伝えします。遠慮なく、どうぞ。
 
 
 
それでは、始めます。よろしくお願いします。

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