おはようございます。カラダラボの山口です。
暑くなったり、寒くなったり、
エアコンに慣れすぎてしまった我々にとっては
ちょっと厳しい日が続きますね。
カラダのほうは大丈夫でしょうか?
さて、今日お話をしたいのは
「なにから始めればいいのか?」と言うことです。
いろいろな所で仕事をもらうようになり、
一番多い質問はやはりなにから、
なにを始めればいいのか・・・という事ですね。
例えば武術や介護、スポーツなどであれば
それぞれに「技」がありますから、
その練習を通していけば自然と上達をしていくかもしれません。
ただカラダラボでは特定の技法を稽古しているわけではありません。
武術、武道の人もいれば介護の人もいるし、
なにより「自分という人間」をもっと知りたい、感じたい、という人も多いです。
そうなると「なにから?」というのがやはり問題なのだと思います。
ちょっと自分が稽古を始めた頃のことを思い出してみました。
なぜ、自分は続けることができたのか?
なにから始めたのだろう・・・と。
もちろんそれは甲野先生の動きに「触れ」、
直接肌を通して驚きを得ることが出来たからですが、
驚くだけでは「次の一歩」が踏み出せません。
私にとって驚きの次にあった「一歩」はなんだろうと考えてみると、
それは身体を「ねじらない事」だったんですね。
身体をねじらない、というのはいわゆる「ナンバ」です。
「ナンバ」で歩けば「ナンバ歩き」です。
とにかく手がかりになるのは「ねじらない事」しかなかったんです。
それが正しいかどうかを迷ったり、悩んだりするよりも、
「それしかない」という状況でした。
おそらくこれが「答え」です。
何から始めれば良いのか?
その答えはナンバで歩く、という事でしょう。
でも「どうして?」と新たな疑問も出てくるかと思います。
この数日、何から始めれば良いのか、と考え、
納得した答えとして「ナンバ歩き」にたどり着きましたが、
その裏づけとして理由も頭に浮かびます。
なぜナンバ歩きなのか、という理由はまた次回お話しするとして、
行動をし始めた人は「変わるかも」しれません。
そして行動しない人は「変わらない」でしょう。
ただ、私が今ここにいるのは捻じるのをやめたから、
ナンバ歩きを始めたからです。
そして甲野先生ももちろんナンバで動いています。
しばらくナンバ風に歩いてみてください、
強制はしませんが、この決断が人生を変えるかもしれません(笑)
では、また。
甲野先生の名古屋講座、いよいよ今週です。
お待たせしました。
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