見方の話しが続いていますが、今日も見方関連です。二週間前に何げない一言からとてつも無く大きな変化がカラダにもココロにも現れています。

考えてみると、「友達間合い」も見方の問題です。反射的に目の前の相手を敵と思ってしまう事が、どれだけカラダにとって負担になっている、という事に気づいたら、敵としてそのままにしておく事なんてできません。

そんな事言っても敵じゃないか~、という意見があります。そうなんです、それが「普通」です。ただ、普通であれば鍛えていない私たちは倒されてしまうんです。普通ではない考え方だから普通じゃ無いこともおこる、と考えるといいかも知れません。
 
 
 
十分大きな働きを出してくれた「友達間合い」ですが、欠点がありました。時間がかかるんです。

襲ってくる相手をどう友達と思えばいいのか、アタマの中で「へ理屈」をつみあげます。そして、間合いを変えることでココロの力みをとってきたのです。ずいぶんと上手になってはきましたが、やはりまだ間に合わない時があります。

ただ、介護や日常生活のスピードでならいいんです。数秒ぐらいなら、ゴメンね~、下手くそで、とでも言ってコミュニケーションをとったぐらいが楽しいかも知れませんからね。

それでも、上達のことを考えると、工夫したくなるのが人間です(笑)

僕なんかは、いいよ、無理しなくて、なんて言いながらいつもなにか工夫出来ないかと探していますからズルいです(笑)。
 
 
 
ただ、見つけたものは全部教えますから安心してください。今日も出来たてホヤホヤの技の紹介です。

出来たて、と言うよりは見つかったばかり、と言った方がいいかも知れません。先週の土曜日の名鉄コミュニティサロン西春の講座で発見した事です。
 
 
 
友達間合いの話しをしていたのですが、どうしても目の前のひとが敵にみえる、と言う訳です。まぁ、普通ですね(笑)。

認識が問題なんだ、と思っていましたから、なにかわかりやすい例えはないかなぁ、と考えて、思いつきました。

二人の人間が向かい合っている絵を知っていますか?見方を変えると花瓶にも見える、というやつです。認識って点滅なんですよね、どっちかしか見れません。同時に二つをみるっていうのは難しいです。その絵を考えながら思いつきました。

花瓶にも見える訳ですが、花瓶という「モノ」があるわけではなく、花瓶の形の「穴」が空いていると考えたらどうだろうか?
 
 
 
両手を前に開いて突き出してもらいました。あたかもなにか手のひらからビームでもでていくかのように!

その手のひらにゆっくりとこぶしをぶつけて行きます。突きと言うよりは、押す形で結構です。
 
 
普通に押してみると当然相手はそれを受け止めます。気配は丸見えですし、相手もしっかりとした体勢ですから余裕です。

この時、「手という物体」を押すのでは無く、「手の形をした穴」に手を入れる、と考えて見ました。

試してもらうのが一番早いですが、ニュアンスだけでも伝わるように報告させて頂きます(笑)
 
 
「穴」だと思ってみると、信じられないほど軽く相手が後ろに下がって行きます。押している感触もないほどにです。

穴だと思って、そぉっと入れてみただけなのに。

混乱しました。ただ、嬉しい混乱ですからね。こういうのをブレイクスルーと言うんだと思います。想像もつかない変化が起きていました。
 
 
 
そして驚くのは引く場合です。胸の前でしっかりと手を組んでもらいます。そこに手を差し入れてこちらに引き込んで行きます。技でいえば「跳ね釣り」に近いでしょうか。

組んだ手を目指して動くのでは無く、その手自体を「影」のようなモノと考えてみてゆっくりと引いてみました。

これがまた面白い!あたかもティッシュペーパーを引き出すような感触で引き寄せる事が出来ました。

この技であれば組んでいる手が穴にも見えますし、稽古にはいいかも知れません。
 
 
 
キーワードは「穴」です。穴と言う言葉には不思議な魅力があります(笑)。つい先日、マルコヴィッチの穴、と言う映画を紹介してもらいました。面白いよ、
って。
 
 
 
肉眼でみているのと、穴を覗いているのとは少し違いますねよね。見ている、という行為は一緒なのに。感触も同じでように、変な感じがします。おなじ形で押したり引いたりしているのに、相手に及ぶ力が全く変わっているのです。
 
 
 
この技をみんなに試してもらうと、面白いように技が決まります。友達間合いではうまくいかなかった人ですら見違えるような動きです。
 
 
 
今後の課題は握られたり握らなくはいけない状況で、どう、相手の実態である身体をいしきせずに穴を見続けられるかです。不安や気負いが芽生えればどうしても、それに対して対処がしたくなります。結果として、その思いが身体を部分でしか使えなくしているのではないかと思います。
 
 
 
ボタンを押そうとするには身体に力を入れなくてはいけません。この「なにかしよう」、という気持ちを消したいんです。

穴であればただ、そこに手を入れるだけです。もちろん、手をいれれば何をされるか分からない、という不安があればダメですが見方を変えて作った穴ですから、噛まれる心配はありません(笑)。
 
 
 
こんな所にも何げない動きが隠れていました。そもそものスタートで力みが無いのですから、楽に決まっています。身体にも現れなければココロにもなにかしようという気持ちが現れにくくなっているんでしょうね。
 
 
 
繰り返して言いますが、簡単なんです。単純な技にでならすぐに応用出来そうです。ちょうど今週末、名古屋では月に一度の定例稽古がありますので、興味がわきましたら、おこしください。その頃には練習しやすい技もいくつかは見つかっていると思います。
 
 
 
今までこんな風に、これまでの技や工夫を手放しながら稽古を続けてきました。私の文化センターの講座もそうです。とにかく、カラダのすごさを渡し続けて行きたいと思っています。

変化こそが宝ですから、今回見つかった「穴」も分からなかったり、出来なくてもいいんです!全然かまいません。おそらくまた、一月、二月後には何かしらの変化があるはずです。

その時に、これまでの下地が必要かといえばそうではありません。以前にも書きましたが、とにかく自分の身体はすごいんですから!
 
 
 
まとまっていないにもかかわらず書いてしまいました(笑)。また、改めてお伝えしたいと思います。ありがとうございました。
 
 
 
追伸
お陰さまで甲野先生をお招きしての稽古会、無事終了しました。また、ご報告は時間を作って書きたいと思います。ありがとうございました。

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