自分らしさと心と体

昨日の天使のサロンでの講座とは打って変って、日曜日は少林寺拳法の道場を借りての定例稽古。参加者も男性5人に女性1人。同じことを伝えているつもりなのに、こうも違うかなぁ・・・と驚きつつ、よく考えてみると、全く「違う」ように見える人たちが「同じ」ものを稽古できるってすごい!

きっとそれは心と体が一つのものだから。心と体が一つ、という事はよく聞くけれどもなかなかそれを「実感」できる事ってありません。昔であれば、とにかく体を使ってくたびれれば休む、という自然の流れがあったはずです。

体を使っていくことで気持ちのいい疲れ、というのを最近は感じる事が少なくなっている気がします。小さな子供達は全身をしっかり使って、疲れたらばたっと眠ります。小学生ぐらいになると、ちょっと眠るのが下手になりますね。そして、大人はもっと下手です。

武術を通して体を実感し、心と体が一つになってくるにつれて良く眠れるようになりました。そして喜びや楽しみ、幸せも以前よりも感じられるようになりました。感度が高まるにつれ、不安や悲しみも大きくなりますが、そこは武術の一番得意なところです。どんなマイナスな状況でも、そこからプラスへと発想を変えていく訓練をさせてくれますから。

どんな状況も自分の見方次第でプラスにもマイナスにもなるんです。そういうことは「知って」いましたが、最近ようやく、体でそれを感じるようになりました。なかなかそれを上手く伝えられずに、困っていますが、これもやっぱり稽古だし、自分と縁が出来た人たちがその人らしく生きているのを見聞きする事でまた、元気をもらうことが出来ます。いい循環もすぐそばにあるんですね。

心と体が一つだ、とわかれば自分らしさ、その人らしさが生まれてくるのかもしれませんね。証明はできませんが、感じることはできるはず!それを信じてこれからも一生懸命に生きていこうとおもっています。

そういえば、甲野先生の2次会の会場決まりました。
いつものしゃもじ屋さんに無理をいい、営業時間前に入れていただける事になりました。ありがたいことです。
今回懇親会にも20名を超える方がみえそうで、盛り上がりそうです。みんな待ってたんですね。

では、また!

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