目をつむり、横になって寝そべる。身体の感覚に耳を澄ませながら。
両足の踵、両肘に体重が散らばる。
その荷重を身体の上の方でバランスをとる、ピラミッド形だ。
ゆっくり呼吸をして味わっていると、ふっと意識が遠くなってちょっと眠ってしまった。
はっと目が覚め、また身体に意識を持っていくと、4点で支えていた身体が交差する2本の線に変わっていた。
そして、また意識がなくなる。
次に目が覚めたときには2本の線もなくなり、自分の身体が一つの固まりになっている感じがする。
ただ、その塊も上でバランスをとっていたほうが気持ちが良い。
その身体で立ち上がり、動いてみる。
う~ん、身が詰まっている感じ。
骨の構造で支えられていたこのカラダに「身」が詰まった気がする不思議。
とまぁ、なんとか、ここまでは言葉にできる。