【心を軽くするために】お化けと人

オカルトやスピリチュアルには惹かれるものがあるんです。そのくせ、なにも見えないくせに。ただ、暗い夜道を歩いていると、ガタッとなにかが動いたことで、体にぞぞ~っと震えが来ることもあります。気弱ですからね。
 
これ、武術として考えるとどうなるんでしょうか?
相手に対して、怖がっている、恐れを頂いている、ただ、それだけです。
相手が見えるか見えないか、その違いだけです。 
 
今のこの時代は「敵」がいません。姿を見せません。
ブログが炎上する、という現象があります。あれは姿のない相手です。面と向かっていないからこそ、強気になれる人もいるし、逆に顔をあわせていないと相手と意思疎通ができない、という人もいます。
 
そういえば、以前、車に乗ると性格が変わる、という人が多かったような気がします。最近は言われないですね。運転、というのが当たり前になったからなのか、みんな、安全運転になったのか分かりませんが。自分の中には知らない性格を持っている自分がいると考えてみるとどうでしょう?
 
 
さて、見えない敵と対峙する方法があります。普段から、目に見えるもの、手に触れられるもので生活をするのではなく、その間合いや感覚を通して生活してみると、良いみたいです。そして、その間合いなんかを受け止めるのは、この自分自身のカラダです。このカラダに起こった事を解決していくようにすれば、暗い夜道の寒気も何とかなります(笑)全部、自分の問題として考えられるようになると、楽になりますよ。

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