【稽古日誌】長い人生から退屈を追い出す方法

睡眠不足のまま、今日は大垣へ行ってきました。
 
夜中1時ごろまで稽古をしちゃった・・・って言うと、えっ?と驚かれるけど、まぁ、私にとってはそれが仕事なんだから、考えて見ると当たり前なのかもしれないよね。
でも、すごいのはその稽古に参加してくれる人がいるって事なの(笑)。
そう思わない? 
資格が取れて、仕事に便利、とかいう具体的なメリットがあるわけじゃないんだよ。 
ただ、「経験」しに来ているんだよね。
 
 
 
今、メリットって言葉にしたけど、メリットが無いのか、っていうと実はものすごく大きなメリットはある。
私はその大きなメリットにはまりすぎて、四六時中、この身体を通しての感覚にはまっているのだから(笑)。
 
 
 
でも、人によって、うれしい、ってメリットって違うんだよね。
私にとってのメリットは稽古をする事で、身体がココにある、という事が分かり、そこから、視界がドンドン拓いて行く感覚があるんです。
それは横にも広がれば、下にも掘り下がるし、上のほうへも一気に上がっていくもの。
視界が広がると、それまで困っていた問題も違ったものに見えて、気にならなくなっちゃうんです。
 
 
気にならなくなってしまえば、あとは自然とその問題は解決しちゃうの。
ストレスをどうしようか、と悩んでいる人って多いけど、いい、心と体は同じものなんだよ。
心がつらい、と思った時に、心だけで何とかしようと思うんじゃなくって、身体の方を先に快適にしちゃえばいいんだよね。
 
 
 
甲野先生はよく言われます。
みぞおちが詰まっているのに、心が快適な人はいないって。
逆に、心が晴れ晴れ、快適な時はみぞおちが抜けているって。
 
身体は触って、動かせるんだから。
身体を快適にしたら心も軽くなって、ストレスも無くなるの。
 
 
 
そんな心と体のつながりが分かってくると、もう、やめれなくなります。
仕事をしていても、のんびりしていても、身体になにか変化があると、パッと、そこに意識を向けて、研究しちゃうし。
 
 
あぁ、これは人生を楽しむためのおもちゃかもしれないなぁ。
退屈って事が人生からなくなったもん。
この先ずっと、この楽しいものを探していけるってわかったもんね。
 
 
そうかぁ、退屈がなくなるのかぁ・・・
それは、すごいメリットだな(笑)。
 
 
今日は簡単に、この辺で。キリがなくなってしまうので(笑)。
いつも、ありがとうございます。 

SNSでもご購読できます。