月曜稽古、お疲れ様でした。
この月曜日はメンバーが固まってきて、ずいぶんと「研究」をさせていただけるようになりました。
今日の稽古、終わり間際に「仙腸関節」に動きがはっきりと感じられて、それを試していたらこれまでにない力が生まれているのに気がつきました。
この感覚に気がついたのも、やはりオオタさんが力いっぱい抵抗してくれたから。自分の技と力がうまく伝わっていないという事を自覚させてくれたからですね。
棒を押し合う稽古をした時に、どうしても力が単純になってしまい、うまく入っていけません。力を伝えられない、という事です。なぜだろうと考えてみるとやはり、力が棒を伝わっている事で動きが単純化されてしまい、読まれやすくなったのでしょう。
どうすればいいんだろう・・・
頭に浮かんだのは棒に弾丸のように回転を与えてみるという事。最初は手をつかってそれを表現しようと工夫をしましたが、やはりうまくはいきません。方向性が間違っていない、という事はわかりましたが、どうすればもっと滑らかに行なえるんだろう・・・と考えながらの稽古です。
自分の力を止められていた時にふと腰のあたりに動きが生まれていました。ちょうどこの動きが棒に回転を与えているんですね。棒に回転を与えながら手に集めた体重を降ろして前に進めていくと、これがなかなかいいみたいです。
仙腸関節が3次元的に動いているからなのか、相手にもその3次元的な動きが伝わっていくみたいです。
動画は腰をしっかり抑えられても動ける様子です。
手を上げる動きと同じで、自分の腰を楽に動かせる「道」がみつかったのかもしれません。