9/11 アクテノン

今日はアクテノンでの稽古。
いつもと変わらず2週間ぶりの稽古のはずなのに、なんだかずいぶんと間が空いてしまった気がします。いつも以上にもやもやを抱えていたせいなのかもしれません。

ある時期からアクテノンでは「動く稽古」はしなくてもいい、と思ってホームページでの告知は変えてあります。とにかく自分とはなんだろう・・・という事をカラダを通して感じてみたい、そんな思いでいつも向かっています。

その甲斐あってか、これまでこのアクテノンでの成果は大きなものとなっています。ただ、その成果を使いきれない、自分がいることに気づいてしまったんですね・・・。

ただ、動きを求めていたときには動くだけでよかったし、目標とする技もありました。それが上達?する事で、形のある結果を求めるよりも、自分の内面に興味が向くようになったのです。向き合ってみれば色々と気づくこともあるようで、これまで振り回されていた事に対して自分なりの答えをもてるようになってきました。

自分自身で「成長」を感じているはずなのに、それを「発揮」するものが無い、そんな感じです。作品としてモノであったり、演奏だったりがあればどんなに楽しいだろうか・・・そんな事を求めていたりする自分がいて驚いています。これまでそんな事を考えたことも無かったですから。

誰かと競い合うことも、誰かに自分の作ったもの、考えたものを見てもらいたい、と思った事がないんです。自信のなさ、といえばそうかもしれません。それが「自分」という存在を少しずつ認めだして、その「自分」を全てなにかにぶつけたらどんな形になるんだろう、そう思い始めています。

もちろん、今の活動は自分の全てをぶつけているつもりです。ただ、そこに目標というべきゴールが曖昧なんですね。脳の働きの1つとして、自分が望んだものを脳は自動的に実現する方向へと向かう、と言われています。これまでアタマはなるべく働かさないようにしてきました。そろそろアタマを考えるときがやってきたのかなぁ・・・。

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