木曜日は知立カルチャーセンターにて講座。
最近ようやく男性の方が参加されるようになりました。
非力さを実感している女性にこそ・・・とは思うものの、やはり女性ばかりではやりにくかったりします。(照れ屋なもんですから^^;)
思い切った動きもなかなか見せれないのもどうかなぁ、と思っていたので助かりました。
実は今日の稽古、新しい「工夫」をもって出かけました。
最近の日記に良く出てくる「板」ですが、少しずつ仮説が立てられるようになってきました。
形にこだわらなくても「働き」が消えないような構造があればいいのではないか・・・と考え、まるっきり違うものを作ってみました。
「板」の次は「棒」です。
大きさは・・・刀の柄を二回りほど小さくしたぐらいかな?
思いついてすぐに工作し始めたので、材料は家に余っていたものを使いました。
つまり、計画性は全くなしです!
角材を削りだして、円柱のように彫っていきます。
この時、とにかく手の平の感触を大事にしながら、気になるところをどんどん削っていきました。
働きの保証もないものを作るのはなんだか変な気分です。
ただ、この労力が無駄になったら・・・というよりもやりたい事を今やれる喜びの方が大きかったかな。
出来上がった「棒」ですが、自分で作ったわけですから愛着があるのは当然ですが、触っていて気持ちいいんですね。「板」がお寺の廊下だとすると、これは・・・使い慣れた木刀のようなものかなぁ。
あとはこれに「働き」までちゃんと封じ込まれていればいいわけです。
結果から言えば、予想以上にいい!
例えばこの棒を持ってカラダをねじって見たり、前屈をしてみると、カラダが柔らかくなっていたりして不思議です^^
柾目返しの時に反対側の手で棒を握っていると抑えられている事に囚われず、「自然」に手が出て行く感じがします。ただ、疑いながら効果を調べるには人数が足りません。明日は大所帯の栄の講座がありますから、そこで試してこようと思います。
こうご期待!
※お知らせ※
9/26の甲野先生を招いての名古屋講座ですが、残り10名ほどになりました。最終週は予約も重なり合うかも知れません。考え中の方はお早めに。
http://www.karadalab.com/modules/eguide/event.php?eid=139
なお、稽古の後、懇親会を行える事となりました。
申し込まれた方には近々案内を出させていただきます。よろしくお願いします。