上から下へ求めていけばいい

台風一過の木曜日、今日から始まる予定だった瀬戸中日文化センターの講座は4週目の22日に変更になりました。
昨日の時点で休講が決まりましたが、良かったと思います。
本日午後からの桃花台の講座は予定通り行いました。ただ、休まれた方も見えたので、申し訳ないなぁと感じるのは自分のアタマの常識の部分です。

実はカラダラボで伝えたいことは「積み上げていくものではない」から全然大丈夫です。

つまりだんだんと「大切なもの」が分かってきているんです。今見つかっているものが一番大切なものに近いんですね。(もちろん私の中でですよ。)ですから、「今」が伝われば「過去」は一緒についてきていて、それを丁寧に覚える必要が無いわけです。

例えば今、分かったこと、ほんの数日前です。なにより目の前の人を「友達」に思うこと。これだけです。友達と思い、大切に、自分の一部として扱うことで、動きが変わり、気持ちも変わります。これをうんうん、と納得してもらえれば、それだけでもう大丈夫です。

もし、それが分からなくても大丈夫!先月分かったことが理解を助けてくれます。先月って、なんだっけ・・・そう、「無心」です。ほんの一瞬でも、無心になる感覚をつかめればそれが助けてくれるはずです。

そしてそれも分からなくても大丈夫!これまで歩んできた足跡をどんどんと遡って行けば全然大丈夫です。

気体があって、勢いがあって、骨があって、ズレがあって、元気があって、気配があって、胸鎖関節があって、カカトがあって、指のアーチがありました。多分まだ抜けているものもいくつかあると思います。

自分が分かるところ、つまり楽しいな、と思えるところから入っていけばいいと思っています。

そしてどんどんとこの先の理解は進んでいくはずです。気がついたら、世の中で言われている「当たり前」な事に行き着くかもしれません。多分、それを私は望んでいるんだと思います。突拍子も無い「すごい」技でも使い方でもなく「当たり前」な事。それをカラダを通して実感できたときに、なんでこれが今まで分からなかったんだろう・・・そんな事を待っているんだと思います。

明日はアクテノンです。
最近、今楽しんでいる事をどうすればもっと伝えられるか、広められるかをずっと考えています。たった2年でこれだけ仕事をさせてもらえるようになり、縁がつながってきました。感謝しています。

この楽しさを伝えるには既存の枠組みの中ではどうも物足らない気がしてなりません。なにかひらめけば、またお知らせします。力を貸して下さい。

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