【稽古日誌】心配性を克服するには体の発言権を強くすればいい。

11月も中旬に入り、あっという間に時間が過ぎていちゃいます。
この時間の流れは本当に不思議、どうなっているんだろう?
年末年始、文化センターの仕事がお休みになるので、時間的には空くはずなのに、いつも気がつくと、忙しい時間をすごしている気がしてる。
 
 
 
そういえば、今年の始まりはお手玉で肩を壊したことを思い出しちゃった(笑)。
力一杯なにかをしたから壊れればまぁ、納得もするけど、お手玉ですからねぇ(笑)。
人間の体が繊細なのか、私の体が不器用なだけなのか・・・。まぁ、死ぬまでに答えを出します。
 
 
 
さて、今日は久しぶりにお勉強をしてきた。
少林寺拳法の宗教的側面からのお勉強。
少林寺拳法の目的である自己確立と自他共楽を通しての国づくりをどう行っていくかのお勉強。
昔から、こういうお勉強が苦手だったんです。
 
なぜかと言えば、頭ではわかるから。
すべき事がはっきりしているのに、どうしても、それをうまくできない、というジレンマに心揺らされてる感じかな。
 
あっ、でも、これ、お手玉と似てる(笑)。
 
左右の手をどう捌くかはもう、はっきりしているんです。
にも関わらず、スムーズに出来なくって、落としてしまう。
玉を落としてしまうと次にまた、始めるときにはモチベーションがいりますよね。
それと似てる。
 
 
 
少林寺拳法を普及していく上で必要なこと。
まぁ、少林寺拳法でなくても、みんなだったら「仕事」でもいいです。
自分の会社の商品やサービスを世に広めていくときに、きっと、戦略、プランを練ると思うんだよね。
その戦略にそってお客さんとコミュニケーションをとって、自分の商品の良さを理解してもらう。
自己確立と自他共楽って今風に言えば、自分の商品に惚れて、お客様と自分とがwinーwinの関係を築くって事だもん。
 
 
 
そういうのって、会議に出てればわかるじゃないですか。頭では。
友達同士仲良く、手を取り合って・・・みたいなスローガンに近いもん。
この頭でわかっていることを出来るようになるにはやはり、体がなくてはならないと思うんだよね。 
 
 
いや、いろんな人がいていいんですよ。
そのまま、がんばってやってたら出来ちゃう人って多いと思うから。
たいていに事はさ、心配をしすぎずにやることをちゃんと続けていくと、やれてしまうものだったりするから。
 
でも、私は心配性だったの(笑)。
これは性格だから、なかなか治りません。今でも全然、変わらないから。
 
ただ、心配性は頭の問題。頭に振り回されて体が動かなくなっていたこと、って事だからね。
稽古を通して体の感覚がわかってくると、だんだん体の方の発言権が強くなってきました(笑)。
 
頭はいつものように心配性が出てきても、体がまた出たぞ、だまっとけ、と動き続けることができるようになっただけ。
ただ、それだけの事で、現実って動くんだなぁ、と実感しています。
 
 
 
今の時代は選択肢がたくさんあるでしょ。
しかも、親切で優しい。
もうだめだぁ〜って言えば、いやな事ならしなくていいよ、こっちおいで、と招き入れてくれる人って必ずいるからね。
 
でも、どこに行っても、心配性の頭が先頭に立っていると、また、同じ事になっちゃう。
結局居場所を見つけられずに、また、外へと行かなくてはいけないの。
 
 
 
自分探しの話を前にしたけど、自分の居場所をまず、体ってところにおいてみると、ちょっと違うからね。
 
 
 
古武術には技があります。
このところアップしている動画を見てもらうと、あんな風に投げたい、って思うかもしれません。
でも、ただ投げる技を身につけるのなら、少林寺拳法や合気道みたいなはっきりとした投げの技を持っている ところに習いにいった方が早いからね。
 
 
 
大人の武道塾でやりたいのは武術を通しての自分探し。
心ってなんだろう、ってのを体を通して探しましょ、ってのを考えてるからね。
体が軽やかに動くと楽しいんだよ。
もう、単純、それだけだもん。
軽さってね体重じゃなくって、動きを通して感じられることだからね。
そんな心の世界を見てみたい!って人はぜひ、体験しにきてください。
 
 
 
現在は愛知、岐阜、静岡で開講中です。
また、呼んでいただければどこへでもいきますので、お問い合わせください。
他では学べないものをお渡しできると思います。
人生に一度は経験しておいて欲しいなぁ、と思ってます(笑)。
 
場所、日程等詳しくは下記のサイトから。

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