昨日四国についた時、久しぶりに「カッ」となっている人を見た。
電車内での車掌さんの仕事振りが気に入らなかったらしく、
降りた駅で駅員さんに怒鳴りまくっていた。
真横にいながら「すごい内側だなぁ・・・」と思い興味を惹かれ、
その「熱い内側」がどうなっていくのかを観察してみました。
とにかくもう怒っている彼は
(ちなみに彼は風貌は怖かったです^^;)
なにを言っても聞きません。
それどころか、周りで笑っていた人にもケンカをふっかけるような
勢いです。
駅員も困り顔でしたが、どうにも「内側」が感じられない。
マニュアルがあるんでしょう、おそらく。
困ってはいましたが、どう見ても負けているなぁ・・・と。
そんな対応ですから客の怒りもどんどんと上がって行きます。
その言葉が激しくなり、「脅迫」のような雰囲気までいきました。
ここで駅員さんもようやく「カチン」と来たようです。
脅すんなら、警察呼ぶぞ、とキレ気味です。
中身はともかく、その言葉の雰囲気は「内側」です。
その「内側の言葉」に対して、客が怖気づきます。
「いや、わかってもらえればいいんや」
真剣(というか、本能でかな?)に向かっている人に対して
マニュアルで対応しようというのは、考えなくても、
相手を見ていなくてもできますよね。
でもそれは相手の内側に対して響きません。
相手の内側をしっかりと受け止めて、観ることが必要かもしれません。
内側に対してそれを見てくれていると感じると、
満足するのかもしれませんね。
でもそのおじさん、顔を真っ赤に怒りながらも、
電車に迷うお客さんに「・・・で乗り換えや」と
「やさしい」声で教えていましたから、人に対して真剣なのかもしれません。
こういう人はちょっと前にはたくさんいたような気がしてきました。
人に対して「無関心」になっていないか、自分に問い掛けてみると、
恥ずかしさがわいてきます。
喉が痛い痛いと書いてましたので、色々と心配をしていただきました。
おかげさまでずいぶん楽になりました。
ありがとうございました。