病院での講座で「手首にある流れ」について実演を交えて
説明をしていると、40代の方から「体温計を振る動き」と同じでは?
と聞かれた。
あぁ、そうかもしれない。
そういえば子供の頃、体温計の水銀を落とす事は苦手だった気がします。
そんな時は、「母ちゃん、やってくれ」と。
母はそれを簡単にやっていました。
今、体温計は「ピッ」で済みますからね・・・。
ちょっと前、身体を使う事が当たり前だった頃には
「普通」の事が、今こうして「便利」になってきた事で
失われていっているのではないか・・・そう思います。
目先の「楽」を追いつづける事で、
本当の楽しみが見えなくなっていく事は果たしてどうなんだろう・・・