【冊子】鏡の世界

時間は流れているものですが、私たちは時々、その時間が伸び縮みすることも知っています。
あれは、何なんでしょうか?
 
 
 
気のせいだ、と一言で言い放てればいいのですが、武術を志すものとして、放ってはいけません。時間の反対にあるもの、それは空間です。「反対」というのは違うかもしれません。しかし、時間と空間を合わせて考えていく事に間違いはないようです。
 
 
 
さて、空間とはなんでしょうか?
そんな哲学的な問い、大丈夫でしょうか(笑)。
 
 
 
それでも、私たちの周りには空間が広がっていますからね。それを考える資格は誰にでもあるはずです。今、なにをしたらいいのかな?と考えた時、私たちは時間と空間に切り分けて考えているようです。忙しさの中で流れに巻き込まれているかもしれません。もう、周りが見えなくなるぐらい、その場所で固まってしまうかもしれません。
 
 
 
もう、絶対にだめだ・・・と絶望してしまった時、無限に絶望の時間が続きます。この時、流れはありません。無限の時間は時間がない事と同じかもしれません。その瞬間には絶望という空間しかありません。
辛いですよね。
 
 
 
この時、首の一番を柔らかくして、考え方を変えるのです。
ほんの少し、見方が変われば、その状況は一変します。
 
 
この世界は「鏡の世界」だ、と言われます。
自分が幸せに笑顔に溢れていきたいのなら、まず、笑顔でいなさい、という教えです。
なにか愉しいことがあるから、笑顔なのではなく、まず、笑顔があるから愉しいのだ、という話です。
これを鏡で考えてみれば、鏡の中にあるものを現実だと思い込んでいるわけです。
鏡の中の自分を笑顔にするには、まず、本来の自分が笑わなくてはいけませんね。
 
 
頭で考えてみれば難しく思えますが、これも武術の中で稽古できるものです。
笑顔の達人になれますよ。
 
 
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