普段夜は少林寺拳法の指導をしている。
そこでの子供達への指導ではいろいろな事に気づかされるのだ!
少林寺拳法には「演武」と言って、二人組で決められた技を行い、それを何度も練習して発表するという表現方法がある。
その中でも色々と僕なりの指導をしてきた。それは丹田だったり、正中線だったり、中身を出せだの、手にひかれるようにとか・・・、それはもう色々と。
でも何か物足らない、ずっと思っていた。動きは滑らかになったり、力強くなったりしても物足らない。だからこそ次から次へと目線を変えながら練習させてきたのだ。
今日それの意味がわかった。エネルギーが足らないのだ!元気といってもいい。
結局演武が終わっても全然子供たちは疲れていないし、エネルギーを使い切っていない。それでは元気は出ないだろう、やっぱり。彼らも自分のエネルギーの出し方を知らないし。
そこで短距離走とマラソンの例をだしながら、短い時間に全エネルギーを出せ~!と言ってみた。終わったときに立ってられないぐらいにね、と。
やらせてみると、これがいい!今までの指導がなんだかなぁ~と思えるほど、元気なのだ。エネルギーで考えると、分かりやすいらしい、子供たちにも。
表演としての演武だからやっぱり迫力は欲しいんです。ちょっと楽しい夜でした。
宮崎駿さんに甲野先生の動きはアニメには手抜きにみえますね、と言われた話を思い出しました^^;
「元気があれば何でも出来る…だ~(=^0^=)/」とはアントニオ猪木さんの名言ですが、その通りだと思います。
元気は生命力そのもの。自然界では生命力の強い物が生き残るようになっているのです。
元気が一番ですよね(^_^)b
自分の全力ってなんだろうと考えると深いんですけどね・・・。
動きは省エネ、でも完全燃焼。質が高いと言う事でしょうか?
今回は子供達に教わりました。
さっき韓先生の本買ってきました!
早く読みたいけど、今から稽古行ってきます。