先日授業参観に行ってきたいうお話しをしましたね。
まぁそれなりに元気もよく、楽しそうに授業を受けていました。
そこで気になったのが、子供たちの姿勢と手の上げ方です。
先生が質問します。
それに対して子供たちは「ハイッ」と手を上げます。
まぁよくある光景ですね。
子どもの頃はどうだったかなぁ・・・と思い返してみると
もう少し「厳しかった」ような気がしてきました。
手を上げる「形」はしっかりと耳につけて
真上へ伸ばすようにと言われなかっただろうか・・・。
数年前に「学級崩壊」が話題になりましたね。
今それが落ち着いてきたのか、あまり耳にする事もなくなりました。
私の場合はイメージの中だけの学級崩壊ですが、
先生の言葉も聞かずに自分勝手に行動をし続ける子供たちがいたとすると、
多少形は悪くてもおとなしく話を聞いてもらえ、
手を上げるという事で返してくれるならばそれでいい、
という風になったのかもしれません。
でもここに大きな落とし穴があるように思えてきました。
手を上げるという事はなにを求めている事でしょうか?
「質問に私は答えますよ」
という合図なのでしょうか?
学校での役割が
「知識だけを教えていく事」
ならばそれでも良いかもしれません。
でも違いますよね。
知識だけが必要ならば、
大人になって使わない、複雑な数式なんかはいりません。
もっと生きるうえでの必要な何かを教えていく事が
求められているはずです。特に小学生のうちは・・・。
手を上げる動作、形はまっすぐ真上にピンッと伸ばして上げます。
さてしっかり伸ばしたこの「形」、
私たちの頃はそれで褒められたでしょうか?
なにか足らない気がします。
ただ形だけを整えてあげただけでは
「人を見る目を持っていた先生」からは「元気が無い」と
言われていたと思います。
今の一年生は「元気よく」と言われないのかなぁ?
そして中学生や高校生、大人になったら「元気」はいらないの?と思いませんか?
ヤマグチさんのおっしゃるとおりだと思います。
わがままな子ども、ひいてはわがままな保護者に迎合してしまっている学校の先生の姿がいたたまれませんね。(実は自分も教員を経験したことがあるので、何となくわかります)
知識を学ぶことも大事ですが、それ以上に大切なことがたくさんありますよね。
その大切なことを子どもたちに伝えていきたいものです。
ヤマシーさん
言葉にすれば「元気よく、一生懸命に」という事になってしまうのかもしれません。
この言葉を「体感」するのに30年もかかってしまいました^^
小さな子供たちはちゃんと持って、表現しているのにね・・・