しっかり腕を伸ばして手を上げる事が必要・・・
と言いました。
でもこういう人もいると思いませんか?
重苦しい会議の席で、どっしりとすわり、
おもむろにゆっくりと手を顔の前に上げ、
「ちょっといいかな?」
と雰囲気を作るカリスマ社長。
映画や小説の見すぎでしょうか(笑)
内側から出てくる迫力、
オーラというものは間違いなくあるはずです。
場の雰囲気を一変させるような力を持っている人はいますから。
この時の力は「元気」というよりも
「真剣」
という事だと思いますが、
「エネルギー」として考えてみれば同じようなものだと思います。
だれでもすぐにこんな事が出来るわけでは有りません。
やはり外側のカラダを休ませておきながら
内側の力を働かせられるのが能力ですね。
一気にこのレベルを求めるのではなく、
一つ一つ納得しながら見ていくと、
無理ではないという事ぐらいは分かってきそうです。
学校(今は会社に入ってもですが)で身につけるべきは
知識ではなく、
この人としての「元気」では無いかと強く思います。
まずは外側の力をしっかりと使い、
内側の力をだす下地を作ります。
外側を使い切って、アタマがあきらめてくれる事で
それまで意識の出来なかった内側が働いてくるのです。
大切なのは「内側と外側の境」を作る事です。
これまでは内側も外側も何もありませんでした。
なにもなければ使いこなす事はできません。
「分ける」事で言葉を作り、意識をしていきます。
そしてこの境を徐々に動かしていく、
自分の中の当たり前を変えていくことが今の稽古の目安になっています。