どうやら内側と外側を分けて考えられると、
内側をしっかりと使い、
外側を捨てられるようになりそうな感じです。
必要だと思っていればどうしてもその外側の力は抜けません。
この分かりやすくて使いやすい力は相手にとっても
「手がかり」になりやすいわけです。
「気配」が出ているという事なのかな?
外側をいらない、と思えるようになってくるからこそ
相手の強い外側の力にぶつからずに入っていけられるわけです。
自分の外側の力をださなければ内側の力が出ないレベルでは、
どうしても外側の力が相手に伝わり、
強い抵抗をされてしまいます。
相手にとっては力みとして伝わってしまうし、
自分にとっては内側というアクセルを踏みながら
外側というブレーキも同時に踏んでいる事になります。
モノとして客観的にみればおかしいと思える事でも
自分のカラダの中にあると
何も見えなくなってしまいますからね。
難しいです・・・。
外側を意識して抜く事ができれば
内側の力だけを出していく事ができます。
もし相手が内側の力を使うことが出来なければ
結果として崩していく事が出来るわけです。
相手が抵抗するためには
抵抗するべき対象がなければいけませんからね。
ですから内側の力に耐える機会があるのならば、
自分が崩れていくときの感覚を良く味わってみてください。
自分のカラダに内側の力が入ってくる瞬間を経験しておく事は
どんなに本を読んで、映像をみることよりも大きな力になるはずですよ。