むすんで、開いて・・・

 手のひらをじっと見ながら、
 手を開いたり閉じたりしてみてください。
 どうですか?
 
 「できますか?」
 
 不自由の無い方でこの「問い」に対して、
 できない、と答える方はいないのではないでしょうか。
 
 手を握ったり、開いたりする事は「当たり前」の事なんですね。
 でもこの「できる」と思っているところが落とし穴です。
 じっ~と見ながら開閉してみると
 親指、小指の付け根の辺りはどうですか?
 ちょっとサボっている感じがしませんか?
 
 武道、武術の世界では手をつかまれたときには
 まず「手を開け」と言われます。
 でも「どこまで」「どうやって」という事を
 研究・稽古する事って多くないです。
 皆できると思ってしまっているから。
 
 私もそうでした。
 手のひらを「全部」使って開く、
 ぐぅ~っと指先が伸びるのではなく、
 手のひらと手首の境目から押し拡げるように・・・
 
 そうすると「結果として」、
 手首に流れが生まれます。
 手首を流そうとしても難しかった事が
 手のひらを全部使って開くと流れます。
 
 お試しあれ。
 
 さて、毎月稽古会でプレゼントしている小冊子ですが、
 もし興味があって聞いていただけるのならば
 贈らせていただきます。
 自分のココロとカラダの変化を綴っているだけですが、
 感想をいただければうれしく思います。
 
 今月のテーマは「スランプのない生き方」です。
 希望される方は下記のアドレスまで
 送付先とお名前をお書きの上メールをください。
 古武術というか、身体操法について思っていること、
 求めている事、簡単に教えていただけるとうれしいです。
 
 小冊子の申し込み先アドレス
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