裏の発見までの道のり その三

裏の発見までの道のり

その一

その二

 

「裏」に気付くことになったきっかけは股関節の動かなさに気が付いたこと。

動かないことに気が付く、というのは変な話だ。

見違えるような変身を遂げるような人がいる。その人たちの中には変身のきっかけを覚えている人もいる。

アスリートの場合、繰り返しの練習の中で瞬間現れる感覚をつかみ、逃がさないようにする事ができるとその選手は伸びていくそうだ。まぁ、いわれるだけをただ、繰り返すだけではダメなのはわかる。

 

問題はその「いい感覚」をどうつかむのか。

私はずっと、そのコツをつかむことが苦手だった。友達が簡単にやってしまう事も、私にとってはもう、どうしたらやれるのか全く分からなかった。いい感覚をつかむのが下手だったのだろう。

 

古武術に出会い、感覚への見方が180度変わった。

それまで、良い感覚しか探してこなかったのが、嫌な感覚も手掛かりになる事がわかったのだ。

ぶつかってうまくいかない時、そこには「うまくいかない理由」がある。

その理由がわかれば、少し動かし、うまくいくようにコントロールできるようになる。

少しずつ、自分の中で出来るようになることが増えていき、自然と自分の中に可能性を見ることができるようになった。

 

 

今回の発見もその真逆の見方ができるようになっていたから、気付くことができた。

ただ、ずっと前に、こんな事は気付いていても良かったと思う。ここまで時間がかかったのは、心の根っこの方に、自分の能力に対して嫌悪感を持っていたからだと思う。

 

 

私は身体が固い。

どうだろうか、大学生の頃、無理やり柔軟、開脚をして、おでこが付いたこともあったような気もするが、それは努力しているうち。ただ、むりやり、ぎゅうぎゅうやっていただけだから、努力をやめると、あっという間に身体の固さは戻っていく。

この「固さ」が命取りになるのなら、私も一生懸命研究したと思う。

しかし、つくかつかないかという結果ではなく、感覚の稽古を知ってからは、柔軟なんかしている場合じゃないぞ、と求める事がなくなっていた。

 

実際に、柔軟が得意な人と手を合わせても、彼らの多くは柔軟が得意であって、それを活かすことには注意を向けていない。プロの力士とも手を合わせるが、柔軟はケガをしないため、ぐらいの認識だったりする。

もちろん、開脚ができればそこからさらに感覚を掘り下げられるのだから、できるならば開脚もしようと思うが、それは二の次、あくまでも感覚と、その感覚を使って体を整えることにある。

 

長々と自分の固さを正当化してみたが、通常、これは全く役に立たない(笑)。

しかし、改めて、自分の嫌なものから目をそらさない、という事の大切さをしった。

股関節が「動いていない」事にショックを受けたのだ。

 

 

手帳を見ると、その人は7/8の金曜日。第2週目の金曜日。その日は名古屋駅にある毎日文化センターで講座がある日。

少し早めについたので、教室で一人、なんとなく、柔軟をしてみた。普段は動きだす前に柔軟はしない。いつでも動ける姿勢でいる事が武術だから、と思っているから。

それでも、たまたま、足を開いたり、伸ばしたり・・・。そんな中、右の股関節が動いていない、事に気が付いた。

左の股関節は回り、姿勢を保持できるのが、右になると、股関節が回らないから、そのツケが姿勢を崩してしまっていた。具体的には、まっすぐ座ることが出来ずに、後ろに倒れてしまっていたのだ。

 

この「あまりにも動いていない股関節」を見つけ、のんびり者の私もさすがに「嫌」だな、と思ったのだと思う。

なんとか、股関節が動くように、いろいろと試し始めたのだ。

 

 

この時「良い先生」がいると、手取り足取り、動くための最短距離を教えてくれる。「腕の良い整体師」なら、ただ寝ころんでいるだけで、この固まった股関節をほぐしてくれるだろう。

しかし、それらは両方とも、自分の役立たない。

自分がその動かなくなった原因を自覚しないと、いずれ、また、股関節は動かなくなってしまう。

 

実際、この7月の発見から2か月、右の股関節は私にたくさんの感覚を与えてくれるようになった。

可動範囲を比べれば左の方がよく動く。しかし、左は「嫌ではない」ので、動いていても、よくわからないのだ。

右は相変わらず「嫌」なので、その嫌を何とかしようと意識の集中がしやすい。痛みをとってしまう前に、まず、その痛みをしっかりと味わってからの方がいいみたいだ。

 

 

この右の股関節が動いていない事実をきっかけとして、どんどんと、新しい感覚が見つかるようになる。

一番最初の気づきはその日の夜の稽古。

 

股関節を意識して動かしていると、骨盤の側の感覚が生まれてきた。

股関節は骨盤と大腿骨で作られる関節。それまで、この股関節は大腿骨が動くことでしか使っていないことに気付く。

股関節は「丸い球」とそれを「うけるもの」で構成されているが、丸い球が滑らかに動くことだけを良し、と考えていたみたい。

しかし、骨盤側を動かし、股関節を通って大腿骨へと繋げられることがわかり、常識は壊れた。

 

しっかり脚を抑えつけられると、股関節へと力は溜まり、崩れる。

この時、骨盤を大腿骨の方へと押し入れる。そこで気にする感覚が股関節を「動かさない」事。丸い球とそれをうけるもの、その関係を崩さず、脚へと流すと、相手が逆に崩れていく。

 

 

これまで何度も自分の体に新しい動きを見つけてきたけど、それらを全部捨ててしまいたくなるほどの動きだ。

一つ、新しい動きが見つかると、そこからまた、さらに発見がある。この新しい股関節の動きは「球」と「受け」の関係があるところには応用ができることがわかった。

これがたった一日のうちに起こるのだ。普通の練習では絶対にありえない変身の仕方だ。

 

この骨はリアルなもの。体の中では「表」にあたるものだ。この表を追求していった先にみつかったのが「裏」。

なるべく早く、「裏」の話にまでたどり着けるように、まとめます。

 

近々の稽古は下記のとおりです。

この股関節の感覚も実際に身体で体験すればすぐにわかります。みんな、誰しも、身体を持っているからです。

遠慮なく、あれはどうだ、どういうことか、と聞いてくださいね。

名古屋・大府地区
9/28(水)

名古屋緑道院

名古屋市緑区浦里4-202

初心者10:00-12:00

常連10:00-12:00【3000円】

 

 平日、午前中の稽古です。
瀬戸地区
9/29(木)

古瀬戸公民館

愛知県瀬戸市西拝戸町16-10

初心者10:00-12:00

常連10:00-12:00【3000円】

 平日、午前中の稽古です。
大垣地区
9/28(水)

大垣市興文地区センター

大垣市東外側町2丁目24

初心者18:00-20:00

常連17:00-20:45【3000円】

 

 

 

問い合せ:karadalab@gmail.com 090-5606-5648お申し込みは下記のフォームをご利用ください。題名に参加したい日時をお願いします。定期稽古以外に出張、個人の稽古をご希望の方はこちらに。

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