精神世界、宇宙の法則

【心を軽くするために】心は複雑、身体はシンプル

嫌なものをどう扱うのか?
そもそも嫌なものってなんだろう?
それがわからなくては始まらない。
 
例えば、営業の仕事が嫌だとする。
でもその「嫌」というのはどこから生まれているんだろう?
もし、その営業の成績がどんどんよくなり、皆から認めてもらえるようになれば、逆に楽しくなるのかもしれない。でも、いくら成績が良くても、本当にその営業の「仕事」が嫌なのかもしれない。そのあたりの事を自分以外の人は教えてくれないのだ。
 
心はコロコロ形を変える。
今自分が持っている悩みや問題はきっと、単純なものではなく、とっても複雑で、簡単にはアドバイスをして、答えを出せるものではないだろう。
 
でも、身体はシンプルだ。
嫌なときには緊張しているはず。
身体がノビノビしていて心が窮屈なときってないはず。繋がっているのだから。
でも、それを頭はそんな事ない、と拒否をするかもしれない。
 
頭と身体と心のつながり。それを武術は一つ一つ教えてくれている。

【宇宙の法則】気のパワー

武術の世界では「気」のパワーの話が時々出てくる。
言葉では説明つかないというか、自分の頭では説明できない事を「気」という言葉でとりあえず間に合わしておく、見たいな感じだ。
初心者の頃、僕も不思議な技を見ては、そこに「気」のエネルギーがあるんだろう、と思い込んでいた。
 
今、昔憧れだった技や動きが出来るようになって、人から山口先生から気が・・・なんて言われることまであるけど、とんでもない!!
僕がそうだったように、それは「知らない」だけ。
知らないものを知らないままにしておけないからとりあえず、名前をつける、悪い癖だと思う。
 
スピリチュアルな世界でも似たようなものはあるみたい。
なぜ、あの人は運命がわかるんだろう?
なぜ、あの人は笑顔でいられるんだろう?
なぜ、あの人にはシンクロニシティが起こっているんだろう?・・・と。
でも、これも「知らない」だけかもしれない。
 
宇宙のエネルギーなんて、名前をつけちゃうから、安心してしまっている人がなんと多い事か。もっと、自分で研究する気持ちになれば近づいていっている実感が持てると思う。
知識だけに頼っても実際に使えないと、それはもう、とってもツライ。武術の話ですけど。
 
気が出ている!と言い張っても、出来なきゃ、ツライ。
人がなんと言うかは自由。でも、自分で自分をごまかすのはもったいない、探そう、絶対見つかるから。

【宇宙の法則】小人の靴屋

まぁ、言わずと知れたグリム童話の小人の靴屋の話。
夜寝ている間に売れる靴を作ってくれるだなんて、うらやましい話です。
 
・・・いや、ちょっと待てよ、なんか似てるなぁ。
そう思ったのはつい先日。
自分がやろうと思わなくってもかなってしまう動きがあるという事。
これ、小人の話と良く似ています。
靴を作ろうと思わなくっても、出来上がってしまいます。
小人の靴屋の話で小人がでてきました。
でも、実際に小人はいません。僕にはまだ、見えません(笑)。
 
なにかをしようとする心、なにかをやり遂げる行動があるんじゃないだろうか。
その時考えていたのは「浮く」という事です。
「浮き」をかけている時、自分の中にやろうとする気持ちが沸いてきません。
それでも、「やりたい事」は消えません。結果、やろうとしなくっても、やりたい事が叶えられるようになります。
 
さて、小人を探しにまいりましょう。自分の内側へ。

【宇宙の法則】鏡の法則

身に起こった事を否定せず、受け入れ、まず、笑い、ありがとうと言ってみる。
それがどれだけ大変な事か、きっとわかってもらえるかと思います。
その能力が今どれだけあるのか、それを確かめられるのが武術です。あえて、目の前に敵を作って、試しているんですから。テストですね、テスト。
 
世の中は鏡のようなものだ。
そんな事を聞いた事ありませんか?
鏡ですから、鏡の中の自分を変えるには、まず、自分が変わらなくてはいけない、逆に言えば、自分がまず、変われば世界が変わるというのです。
これも、教えとしては魅力的です。でも・・・ね。簡単ではありません。だって、現実は鏡の世界には見えないですもん。
それでも、それを信じたい自分がいます。
 
鏡であれば、自分が笑えば、世界がかわるはずです。
武術でそれを確かめられるんでしょうか?
怖い、と思う自分がいます。この時、「助かりたい」と思うとします。鏡ですから、「助かりたい」と願えば「助かりたい」自分にすぐ、なる事ができます。すぐにです。
「助かりたい」ではダメなんです。
 
答えは「もう、目の前の事は問題は終わった」です。
その終わったという「印」が笑顔、笑いだと考えています。怖さの正反対ですね。
まず、身体を笑わせる。リラックスしている、と考えてみてください。
リラックスしていれば、身体が動きます。相手がどんな行動をしても、それに対して、あわてず、対処できます。
結果的に、笑えるのです。
 
さて、本当でしょうか(笑)
もう一度言います。自分がなにを信じたいかです。そして、そのための努力が楽しいのです。

【宇宙の法則】顔で笑う、身体で笑う

受け入れるという話をしました。考え方はそれでいいでしょう。拒否をする、というよりは受け入れた方が気が楽になりそうです。
では、受け入れたときに、どんな「行動」があるのか?
単純に「笑う」という事を考えてみるとどうですか?
 
ありがとう、という教えがあります。
どんな時でもありがとうという教えです。
これを1万回、10万回繰り返す事で、運命が変わり、幸せになれると。
本当でしょうか(笑)
 
それを証明する事はできません。でも、それを信じたいかどうかは私達自身が決める事ができます。私は信じます。信じたいと思っています。
では、ありがとうをどんな顔で言えば良いんでしょうか?もちろん、笑顔ですよね。しかめっ面ではいけません。
 
顔にも筋肉があります。でも笑うというのは、顔だけで行うものではありません。体全体で行うものです。身体がガチガチで笑う事ってできませんからね。笑うための土台、身体を緩めていく事ができるように練習がいるんです。でも、顔だけで笑うよりは身体を緩めてからの方が全然楽チンだと思います。

 
せっかくの教え、それを表現するのはこの身体です。忘れないで下さい。