稽古日誌

空中に足跡を作る

歩くことを意識し始めて1か月ぐらいたちました。

まさか、自分が歩いていなかった、だなんて!

 

脚は股関節からではなく、腸骨から。

その事に気付いてから動きががらりと変わりました。

それまでの動きはやはり、足裏で蹴りだしていたみたい。

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すれ違いの感覚

先週の金曜日、つまり、2015/8/21の事、突然、「すれ違い」の感覚にきづいた。

二つのものが出会うと、そのままであれば、「衝突」する。衝突を回避するのに、相手の前から動いたり、衝突しても弾き飛ばされないように力を大きくしたり、いろいろと対策をしなくてはならない。

自分よりも大きなもの、力の強いものとの衝突は怖い、でもなんとかしたい、だから稽古が続けられていたといえる。

普通、大きなものに立ち向かうには鍛える、という事を選ぶ。筋トレだ。しかし、筋トレには弱点がある。

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気配のない動きについて

このところ、技への展開がうまくいっている。

理由は簡単、専門家として技を練っている人との稽古が増えたから。求めてもらえれば答えがでるのが身体の動き。いくつか、紹介しておきます。

気配のない突き

まずはなにより、「突き」。あらゆる武道の基本技ですから。

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毎日、毎日、新しい発見がある

左右の連動からわかること

左右の手の連動に気付いて10日。毎日、ここにも、あそこにも連動があった、とびっくりするばかり。そして、だんだんとそれは「当たり前」になってきた。

何気ない動きというのはすべての動きが流れに乗って行われたものなんだろう。究極の連動には程遠いかもしれないけど、最初の一歩を間違いなく踏めた、というのは本当に、運が良かった。

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7/25、26 甲野善紀先生の名古屋・浜松稽古会報告 後編

連動・シンクロで気配が消える

まさか、こんなにも長くなるとは思いませんでした(笑)。

しかし、こうしてお付き合いしてくださる人のために、少しでも感じたままを記録しておこうと思います。なんだか自分の感じたことを記録しているうちに、この気持ちの変化こそ、楽しいことだ、と再確認しています。正しさよりも、研究の進展を求めてきましたが、それは一人一人が新しい自分を見つける事だったと思います。

 

さて、前編では「背骨が消える」体験をした事をお伝えしました。中編では「しょんぼり」の姿勢をヒント実際に自分の身体で「背骨を消す」ところまで書きました。今日は「背骨を消した事で出てきた副産物」の話をします。

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