大人の武道塾

究極の選択

甲野先生が関西電力のメールマガジンで問い掛けていた・・・。

「今後の人類が志向する分かれ道は、人間の思考まで読み取って人間の労働のほとんどをやってくれるロボットの出現を良しとするか、それとも自分のよく動く身体を使うことに喜びを感じる生き方をするのか──最先端科学と言える人工知能研究で身体の重要性が認識されるなか、ロボットによる便利さか、自分のよく動く身体か、我々は今、究極の選択を迫られている。」

カラダの楽しさ、奥深さを知っているものにとっては答えは一つだけど、便利さ、効率優先の世の中では難問なのかもしれないですね。

「よく働く身体」を選んだとしても、その事をココロの奥底から楽しめるようになるには思考の転換が必要だし・・・、こんな事もソフトランディング出来るのだろうか?

このメルマガに1985年と2005年の11歳の運動能力、身体能力のデータが出ていた。 一言で言えば身体は大きく体重も増えているのに運動能力は落ちている。

ソフトボール投げ、たかが5Mかもしれない。じゃあ次20年後は?40年後は?

ぞぉ~っとしますね。

上野彦馬古写真コレクション

ネットとはなんと便利なものだろう!つい溺れてしまいそう(笑)

以前本屋で100年前の写真集の特集が組まれていた。そのとき初めて「あの頃」の写真が残っているのだと知った。普通の人たちがあたりまえとして身に付けていた身体操法。そしてその結果のカラダ。写真には良く現れている・・・。

上野彦馬古写真コレクション

上野彦馬とは日本においての商業写真の開祖だそうです。

まずはご覧ください。

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カラダラボ 

技がきかない、あいつ

実は技のかけにくい人がすごく近くにいます。

普段「あれ」の練習をしているわけではないので、こちらの動きになれてきているわけでもありません。

新しい動きが出てくると試してみたくなります。

でもやっぱり「ずれる」感じが、まだまだ俺も未熟だな・・・と思わせてくれます。

体重が100kg超の相撲取りとやっても、ウエイトバリバリの総合格闘家とやっても、苦しくは無いけど、彼の反応にはどうしてもずれてしまうんですね。

彼とは・・・小学5年生、しかも小太り、そして不器用なのに・・・。ライバルは小学生なのだ。

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カラダラボ 

甲野善紀身体操作術

昨日名古屋シネマテークに「甲野善紀身体操作術」を見にいってきた。

平日の朝という事だけに貸しきり状態でもいいな、と思いながら出かけると、もうそこには20人ほどのお客さんが・・・。映画館自体も50席ぐらいの場所なので、驚きました。

さて映画です。じつはもう既にDVDで見てしまった後でした。しかも車の中でヘビーループ状態。それでもこの映画の面白いところは、何度見てもいろいろと考えさせられる、というところでしょうか。

最近はドキュメンタリーでもたどり着くテーマが一つだけ、というのが少なくないですよね。甲野先生の講座に出て、術理をまなび、稽古すればするほど、あの映画から受け取るもの、引き出されるものは多いのではないでしょうか。

とりあえず、映画の中で気に入った部分を上げてみると、

足立さんが言われていた「枠を・・・」という部分。稽古でもついつい教えすぎてしまう自分にとっては反省させられてしまいます。同じように名越さんも「教えるのは邪悪・・・」と言われているだけに、苦笑しました。

名越さんといえば、「こんな成人(甲野先生のこと)がいるんだ・・・」との言葉は僕が感じた先生の印象と同じ!と思いました。僕の場合は理想を現実に生きるのはむつかしいな・・・と感じていたときに出会ったのが先生でしたから、そこですごく勇気というか、理想を生きる事は可能なのだと感じさせてくれました。

そして息子さんとの個人稽古。最近は講座でよくしゃべられる先生しか見てないので、「あの空気の重さの稽古」はうらやましいです。昔松聲館でつけてもらった稽古を思い出しました!

ぐぅ~っと引き込まれていってしまいそうな雰囲気は、今の時代ではなかなか感じる事が出来ません。どちらかの緊張がくずれてしまいますから。カラダラボでも真剣さをぶつけ合う事が出来る仲間作りをしたいと思いました。(そういえば、これは教える、教えられるではないですね!まさに感じる。最初で上げた事はこれで解決できるような気が^^)

子どもたちにこの人お父さんの先生なんだよ~なんていって見せてます。

「ふ~ん。」って答えてますから。それよりも、これ映画なんだよ、って教えたら、

「えっ!・・・変な映画」といっていたのが印象的です。

・・・まぁポケモン映画とドラエモン映画しか知らないからなぁ。しょうがないか(笑)

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カラダラボ 

0歳と4歳どっちを抱く?

ウチには7歳を筆頭に4歳、0歳と3人の子どもがいる。

さすがに7歳はだっこしてくれ~とは来ないが、4歳の娘は隙を見つけては突進してくる。どこかに遊びに行って疲れてきたときもそう。

先日この大きな4歳児を抱いていて思った事がひとつ。

0歳の子を抱くより楽なのだ。体重は2倍も違うのに。

なるほど、4歳の子はしがみついてくれるし、こちらの動きに合わせて勝手にごそごそしてくれてるせいか・・・。

体重は軽いとはいえ、全てをこちらが引き受けないといけないので、すぐ疲れてしまう。手首を返したり、工夫をしてみてもなかなかうまくいかない。

まだまだ母親の域には近づけないらしい。

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